神さまの光が
降り注いでいる
この世界や宇宙が
形作られた頃から
そして
僕たちという生命体が
生まれ出た頃から
その光は
何一つ変わることなく
降り注いでいる
だからこそ
この世界や宇宙がある
僕たちが生きている
今の世界を見渡すと
そんなふうには
けっして見えない
むしろ、世界が
どんどん悪くなっている
神さまも、へったくれも
あるものか
と思ってしまうかもしれない
だけど
そう見えているだけ
今、神さまの光が
どんどん強まっている
その光によって
僕たちや世界が
照らし出されている
そして
こびりついた汚れが
照らし出され
浮かび上がってきている
だから
悪くなっているように見えてしまう
今までは、その汚れが
見えていなかっただけ
部屋を掃除しなければ
どんどん汚れていくだけ
それは、この世界の道理
僕たち自身も、全く同じ
でも、僕たちは
罪を背負っているわけではない
汚れを払うのを怠っただけ
だから、けっして
神さまは
罰を与えたりしない
大きな心で
僕たちの汚れや穢れを
照らし出しているだけ
今こそ
その事実を
素直に認めていこう
けっして
簡単なことではない
とても辛くて
死ぬほど苦しくて
発狂してしまいそうだけれど
真っすぐな心で
ほんの僅かでも
認めていこう
少しでも認めていけば
神さまの光によって
その汚れが
溶かし出されていく
僕たち自身の
汚れや穢れを
認めた、その時
その汚れや穢れを
ただ照らし出すだけだった
その光が
恩恵の光、恩寵の光となる
その光は
柔らかく、温かい
by 前畑 義亘
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