闇の沼がある



その沼は

底無しで

無限に闇が続く



その沼の中に

光を一粒二粒と

投げ込んでいく



投げ込んだ

一粒の光は

闇の中に吸い込まれ

かき消されていく



それでも

希望を捨てず

何度も何度も

投げ込んでいく



何億回

投げ込んだのだろうか

数え切れないほど

投げ込んだに違いない



しかし、無情にも

闇の沼は

相も変わらず

暗黒の闇のまま



希望も見失い

絶望的になってしまう



だけれど



闇の沼は

どこまでいっても

無限の闇



同じように

一粒の光の中も

無限の光



僕の体が

小さくなって

一粒の光の中に

入っていく



その光の中は

無限の光で

満たされている

光の沼ともいえる



その光の中では

闇は

一粒の闇でしかない



闇は、光



光は、闇



僕の心の在り方で

どうにでもなる

 

 

 

          by 前畑 義亘

 

 

 

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