リラクゼーション仕事、おそらく最後の日。舞い戻る可能性を担保しつつも、客観的にも主観的にも「もう来ないだろう」とみなされている雰囲気です。

無資格の人は、有資格者に複雑な態度を取る。この世界、資格は関係ないでしょ、技でしょ、というのは厳然たる真理です。技があるなら資格もあればいいのにね、と言われたくないのね。「技があるから資格は不要」は強がりになるので、言えないし。手技業界は、めんどうくさいダブスタ業界です。資格で分断される。

あん摩マッサージ指圧師という国家資格のむずかしさは、
・取得のハードルがかなり高い(学費と就学期間)
・取得まで現場に出られない

医療系として当然のことが、街のマッサージ屋さんと競合している「かのように見える」。ムチャですわ。看護学生や研修医は病院でインターンするんですよ…。

指圧師は医療従事者です!

が、技がなければ食えないという点で、リラクゼーション業界のセラピスト(整体師も)と完全に平等、同じ地平線にいます。じゃあ何のための資格か?というと、

きっちり医学を修めた(=国家試験に合格した)

という、自分のための免許かも。医学はとても面白いですからね。コメディカルのレベルでも。
今からもうひとつ免許を取るなら医師免許を目指したいくらい、医学は面白いです。

生命に傷がついた時、生命があることが意識されます(健康な人は意識しない)。医学は病める人と共にあるものですが、生命にいちばん近い学問です。

リラクゼーション仕事の最後の日に、まじめに考えてみました🎓

「しばらく来ないよね」と送り出してくれたTさん、ありがとうございました。