この日わたしは久しぶりに就活コンサルタントをお願いしていた知人とオンライン上で対話した。彼とはTwitterで出会い、かなり親身に対応してもらっていた。大手メーカーに内定を貰いつつも、それを蹴って就職せずに起業したという異色の経歴を持っている人だった。野心家で、常に目標を意識して、勉強し続ける素晴らしい人だという印象だった。そのため、信頼して依頼していた。


彼からは大きなことをひとつ学んだ。それは考え続けること。失敗して見たくないことだろうが、ささいで無視したくなるようなことでも、立ち止まって粘ること。これが就職活動だけでなく、いろーんなポイントで必要になってくることを身をもって知った。(学びの活かしがまさにこのアメバブログです)就職活動からいまにいたるまでとてつもなく感謝している方だった。


それにもかかわらず、わたしはその感謝を無下にして、長い間連絡を取らなかった。既述ではあるが、就活でかなり病んでしまい、LINEインスタTwitterなどの全SNSを使わず、家からも週一のバイト以外外出しないという生活をしていた。(まじで)

コンサルタントの方とも、そのため連絡を取らなかったのだが、ずっと気がかりでいつ謝ろうかと思案していた。当たり前だが、連絡しなければ関係性は絶たれてしまうし、気まずくもなる。だからずっとわだかまりがある状態で、彼のインスタの投稿にいいねしてなんとなくの罪滅ぼしをしていた…笑


すると、彼の方から連絡をいただけて、3ヶ月ぶりぐらいにお話をする機会をいただけた。とてもありがたかった。まったく怒る素振りもなく、ただただ心配してくれていたことが、とても嬉しかった。わたしの無礼を許してくれた上で、気にかけてくれたという事実がしこりを溶かしてくれた。


ここで思ったのが、ギブする気持ちはとても尊いということだった。上手く言葉にはできないけれども、自分がしてきた恩に対するお返しを期待しすぎず、自分がいいと思ったことを素直にやれることが、どれだけ美しく、素晴らしいんだろうと感じた。わたしもこういう人になりたい、期待せず、ギブできる自分になりたいなあ。