この日は太鼓の修理と革の張替えを依頼している大阪にある株式会社太鼓正様に 太鼓の革張り工程を見学させてもらいました。






洗浄・表面修理と表面塗装をしてもらい新しい金具が取り付けられてます!







太鼓内部の見えづらかった墨書きも洗浄にてここまで見えるようになってました!

墨書きによると太鼓の生まれは大阪。天保時代に制作された太鼓らしく180年〜190年前に制作された太鼓だということがわかりました。


革張り工程は

https://youtu.be/APib3js6lG4?si=s388QUbW9ZcS3xYu

こちらに同じ工程の動画が太鼓正さんのYouTubeに載ってましたのでそちらをご覧ください。(作業中の撮影はご遠慮くださいと張り紙がありましたので撮影していません)


こちら革張りが1面完了し確認している様子です
確認したあと職人さんの手で鋲を打ち込んでもらい
最後の1つを
打ち込ませて頂きました

両面を張替えた太鼓がこちらです
両面ともに最後の鋲を打たせていただき革張りが完了しました。
太鼓の胴回りは3尺3寸3分。うた口は2尺5寸なので

かなり胴回りが太い太鼓です。この太鼓が今年から思案橋屋台の太鼓となります。

太鼓の革の色は以前までは白い色をしていました

今回の革は茶色がかった色をしています。

この違いは

このような違いなんだそうです。
太鼓はもぅ少し革の水分を飛ばしたあとに、銘板を胴に打って返ってくる予定です。



屋台新調幟が立ちました!