2014年が暮れていきます。色々な事があった一年、だったようなそうでもないような。個人的には、この先数年経ってみないと評価が難しい年になりました。その都度の自分の判断には、後悔もないし間違っていないという確信はあります。つーか、ないと先に進めない状況でしたし。それ自体は、特別な事でもなくきっと皆さんも同じような日々であったとしても、意識無意識に関わらず越え続けているものですよね。

大きな出来事をいくつか振り返ってみます。

1～3月はとにかく仕事に追いまくられました。消費増税前の駆け込み需要が、結局3月いっぱいでは処理しきれずにGW前後まで引っ張ってました。それはそれで、色んな経験が出来たし成果もそれなりに…。政治による判断、お上の決めたスケジュールに左右されているという実感は決して心地よいものではありませんでしたが。

その後は、ちょっと落ち着いて自分自身と取り巻く環境を見直す時間が持てたのが良かったのか悪かったのか。7月頭に、4年勤めた会社を離れる決意をして、8月からは4年ぶりに晴れて自由の身に。不安がなかったわけでは勿論ありませんが、必要以上に心配も思い上がりもなくすがすがしい気持ちになった事に嘘はありません。再就職活動開始1か月で、いくつか引っ掛かった案件があったのも、ある意味自身に繋がったんだと思います。が、もろもろの事情により現在まで職探しは継続しています。

客観的に見ると、結果的に5か月のブランクを設けてしまった事に対する経済的損失や自信喪失があって然り、なのでしょう。が、それよりも今が充実していると感じていられるのは何と言っても家族の支えがあっての事だと改めて気付かされます。そう、この5か月で得られた一番大きな収穫は、家族と過ごす時間だったと思います。それまで、本当に一時期は休みもなく会話の時間も取れず同じ家に住んでいながら何を考え何を感じていたかを察する事すらままならない事がありました。まあ、決して我が身に限った事ではなく多くのビジネスマンが近い状況に陥っている事と想像しますが、そんな中で私は家族の行動を見て聞いて感じて知る事ができ、過す時間を持つ事が出来たのはこの年代では貴重な体験をしてるな、と。

来年早々にはまた新しい環境を決めて、それなりに苦労や戸惑いもあると想像しますが、今年後半の経験がきっと生かされる自分に、なれる気がしているしそうならなければならないと心に念じています。

もう一つ大きな出来事がありました。長年同じメンバーでどうにかこうにか継続してきたバンドですが、10月のライブをもって無期限活動休止となりました。音楽活動という面ではソロは変わらずですが、やはり30年近く一緒だったメンバーとの「次の予定」が見えないという不安感はあります。また、逆にこれまで続いてきた事を再検証したり改めて自分を見つめ直したりするなど、内面に広がる波紋は大きいですねえ。誰にも言わないけど(笑) まあこればっかりは相手のある事なので、時間をかけるとか答えを探しに歩き回るとか何か考えないといけないな、と思います。

最後に嬉しかったニュースｗ私が高校時代からうたい続けてきた最愛のバンド”JOURNEY"の現ボーカリスト、アーネル・ピネダ氏とプライベートで会う機会があった事。ちょこっとだけ会話もしました！歳もほぼ同じで"JOURNEY"フリークだったという共通点もあるし、とにかくいい人でした～。あまりミーハーな行動は柄ではないのですが、記念撮影もして貰えたし。次の来日（来年？）が楽しみでありますｗ

family circle