テレビ台の天板に桟を取り付けるための蟻桟加工を行いました。蟻桟の加工はルータテーブルで行います。部材が大きい場合は直接ルータで加工ができますが、固定しにくい部材はルータを固定して部材を動かして加工するほうが安全で精度もあがります。

ルータテーブルに取り付けたルータを上下させるのに不要になったジャッキを使っています。ビットの高さ調節も簡単に行うことができます。

蟻加工は桟の片方が90度のストレートでもう一方は締り勾配がつきます。締り勾配のついた定規に桟を固定してテーブル上の蟻ビットで切削します。

少しずつ削りながら蟻溝にはめ込んで、しっかり固定できる位置に入るまで作業を続けます。

切削が終わったらクランプで押し込んで完了です。

テレビ台の吸付き蟻桟の加工がおわりました。冶具やビットの交換、テーブルのビットなど準備が面倒です。