いつもありがとうございます

カンヌ国際映画祭最優秀男優賞
話題になった役所広司主演
「PERFECT DAYS」
柄本時生、田中泯、石川さゆり
三浦友和、アオイヤマダ、中野有紗ほか

トイレ清掃員の日常と言う情報しか
なかったのですが、年末に公開されて
気になっていました

「梟フクロウ」を見た翌日に
再び映画館へ
U-NEXTポイント
チケット交換出来たので指差し

フフフ、負けないぜU-NEXT




前日の映画とは大違いで
とにかく主人公の日常を
淡々と見る感じです

ストーリー


竹ぼうきで掃く音が聞こえると
目を覚ます平山(役所広司)

布団を畳み、部屋の植物に水をあげ
身支度をし、自販機の缶コーヒーを買い
軽バンに乗り込む


スカイツリーを眺めながら
決まった場所でカセットテープを流す
流れる音楽は古い洋楽

首都高を走りながら平山が
たどり着くのは、公園のトイレ🚻


平山はトイレの清掃員である

昼食は、神社の境内
木漏れ日を見上げながら
サンドイッチを食べる


仕事が終わって帰宅すると
自転車に乗り銭湯
その後、浅草駅地下の居酒屋
毎日同じメニューを食す


そして、眠りにつくまで単行本を読む

休みの日は、コインランドリー
古本屋、スナックに行く

孤独と言えば孤独
無口で、下手したら喋らない日も
あるかもしれない

このルーティーンをとにかく
繰り返し見せながら進行する映画

他の人から見たら、つまらない
同じような日々を送っているように
見える平山の日常なんですが

このルーティーンの中に変化が

同じ清掃員仲間の恋
その清掃員の幼馴染み


ホームレスの静かなダンス
神社の境内で昼食を取る人


姪っ子の家出と家族との距離
スナックのママと元旦那


境内で見上げる木漏れ日も
毎日、瞬間、瞬間
同じ木漏れ日など存在しない

同じように見えても
些細な変化に気が付く生活
そんな生活こそが木漏れ日のように
眩しくも美しいのかもしれない


びっくりするほど最初から最後まで
平山のルーティーンを見せられ
めちゃくちゃ台詞も少ない
起承転結がある訳でもない

それでも、不思議と飽きないし
眠くならない映画
映画を見てる本数少ないのであれですが
「ドライブ・マイ・カー」と同じ様な
感覚を覚えました

モノクロの影と木漏れ日
夜明けまでを繋ぎ
状況や心情の小さな変化
演出しているような感じでした

嫌いじゃないです
でも、何度も見たい訳じゃない
一回で意外と地味に響く映画でした


【画像お借りしました
ありがとうございました】


何本か邦画の予告を見ました
それなり面白そうな感じでしたが
映画館へ行ってでも、とならず
アマプラに来るかな?ってwww

脚本は美しいけど、映像の魅力が
少し劣ると感じた邦画予告