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ディズニー+配信
「悪鬼」

全12話
脚本キム・ウニ

悪鬼にとりつかれた女性と
その悪鬼が見える男性が
謎の死を暴くオカルトミステリー


出演
キム・テリ
オ・ジョンセ
ホン・ギョン

いや~見終わった後の余韻がヤバい
怖くないと言ったら嘘になるけど
この余韻の為には見る必要がある
そんなドラマでした

 あらすじ


辛くとも母親と二人きりで
生きてきたサニョン(キム・テリ

ある日、幼い時に死んだと思っていた
父親(チン・ソンギュ)の葬儀に
突然連れて行かれ、そこで
祖母から父親が遺産として残した
赤い髪飾りを受け取る


そこで初めて会った
民俗学者のヘサン(オ・ジョンセ)は
サニョンに悪鬼がとりついている
と言い、周りで人が死ぬと警告する


実際にサニョンに詐欺を
働こうとしたボイスフィッシング犯が
死亡する事件が起き、
現場でサニョンの指紋が見つかる…。


キャスト


アルバイトをしながら公務員試験の
準備をしているク・サニョンを
キム・テリ


民族学科の教授
鬼や神を見ることができる目を持つ
ヨム・ヘサンをオ・ジョンセ


警察大学を首席で卒業した
強力犯罪捜査隊の警衛イ・ホンセを
ホン・ギョン


サニョンの父で民俗学者のク・ガンモを
チン・ソンギュ

ソウル警察庁強力犯罪捜査隊の
刑事ソ・ムンチュンをキム・ウォネ


私、学生時代に民俗学の授業を
受けた事があるのですが
(ぜーんぜん覚えてませんけど)
恐山の(死者の魂を憑依させる)イタコの
話がメインだったのですが
とにかく何か風習って不気味だわと
実際に恐山も行ったのですが
不気味だった事を覚えていますガーン



なので、この手のドラマを見ると
ふいに恐山のあの何とも言えない
雰囲気を思い出します
あと、祖父の葬儀も思い出します
東北の田舎だから白い布とか被って
ぞろぞろ一族で歩いたんです



「富」を得たい人間の欲望
「富」を得られない人間の切望

幸せと引き換えに得る「富」
幸せを知らずに迎える「死」

「富」を得るための非情と
「未練」を満たす為の憑依
この2つを止める事は可能なのか


人間の強欲さ(身勝手)
生み出した悲劇を
止めるのも人間にしか出来ない

時に人は、弱さの果てに
自分を見失う事もあるけど
それでも踏みとどまって
自分であり続ける事
いずれ「強さ」になる


キム・テリがこの弱さと強さ
巧みに演じ分けています


生きる糧になる人間の欲とは
一体、何であり
どう向き合うのか
自分の選択を信じて立ち向かう


オ・ジョンセさん、やっぱり上手い
ホン・ギョン、けっこうタイプハート



「智異山チリサンで大コケした
(脚本)キム・ウニ先生ですが
さすが、挽回しましたね拍手
前作は盛り込み過ぎとPPL問題よ

今回は、「悪鬼」一点に集中した
ストーリー展開だったので
分かりやすかったですね



あー、コレも今年のドラマの中で
上位にランクインさせたいかも

【画像お借りしました
ありがとうございました】