以下のプリントは、平成12年1月14日
第2回大阪府)地下水)汚染対策)検討委員会」の開催結果について
問い合わせ先 大阪府環境農林水産部
環境)指導室地盤環境対策班 (2名の指名は明記されていますが黒塗りになっていません）
と上部に記載。
そして下に添付した画像内容へと続きます。
これがいわゆる黒塗りでしょうか。
出席委員には
大阪大学の大学院教授
和歌山大学システム工学部教授
府立大学工学部助教授
医療技術学園専門学校非常勤講師
名前が4人とも黒塗りです。
日本のため、大阪府民のため、大阪狭山市民のために、この地下水汚染をどうにかしようと、集まってくださった方々ですね。
専門家に4人お越しいただき、話し合ってくださった内容となります。
表層土壌ガス調査によって汚染がないものと判断する基準を、検知管法の検出限界値とするなら、メッシュの幅を狭く設定しておかないといけない。
とありますがメッシュの幅を細くされたのでしょうか？
次に
事業所が調査に入る前から大阪府が指導を行い、調査の全体計画を作成させることが、今回のポイントの1つである。
と書いてありますが、これを言っているのが平成11年12月27日ですよ。
平成10年5月 既にコニカミノルタは地中配管から地上配管へ工事を完了している。「配管バルブの複数個所から汚染物質が漏れ出ているのに」土を掘り起こしている。
これは近隣への大気汚染を引き起こしていたり、地下水汚染、土壌汚染の状況証拠を失う結果を招いていませんか？
配管を地上に上げた工事は平成10年５月までの期間って・・・汚染物質流出を行政へ報告するずっと前（１年以上前）ですよね。
平成11年9月に調査結果をコニカミノルタは府に報告すると書いてある。（平成11年7月13日の公文書より）
だとしたらコニカミノルタ事業所の独自調査は、その前ではないのでしょうか？
平成11年12月27日に４人の先生方を交えた会議の時には終わっていませんか？
「事業所が調査に入る前に大阪府が指導を行いましょう」というのは結局可能だったんですか？
教授の皆さんは
平成10年５月以前にミノルタカメラが地中を掘り返し、配管をやり直していることを会議の時点で知らなかったのでしょうか？？？
ここだけ読んでいたらそうとしか思えないですね。
ABCのテレビニュースでミノルタカメラ堺工場の地下水汚染の問題が流れると知り、急遽報道発表。
おそらくコニカミノルタ的には不本意に早い段階で報道発表することとなったのですよね。（公文書に記載）
平成11年7月12日堺市の事業所のマスコミ報道発表。
この時にマスコミは狭山事業所でも同じような問題をミノルタカメラが抱えていると知っていたそうです。そのことも７月１３日の公文書に書いてありました。
浄化対策の「掘削除去（鉄粉法）では近隣にマンモスマンションがあるので、非常に大気汚染が気になるところなんですが、したのでしょうか？しなかったのでしょうか？
平成１１年１２月１４日の公文書にこんな記載があります。
掘削除去後、オンサイトで浄化して埋め戻す方法は、地下水揚水法と比べて周辺環境への影響がはるかに大きい。近隣に高層マンションがあることから、周辺環境対策と、環境モニタリング（実施前と実施中）を十分に行うよう計画すること。
これに対してコニカミノルタは
マンションから見える位置での処理は避けたいと考えている。少量ずつ処理する方法をとることを考えている。
府から求められている鉄粉法の説明については栗田工業と相談する。
と回答。
こんな回答も公文書にのっているんです。びっくりしましたが、本音が聞けた感じがして、ショックですが納得してしまいました。
もしも鉄粉法を実際行ったのであれば、近隣への説明がないまま大気汚染の注意喚起も行わず（今回のアスベストとまるで同じ）したことになり大問題です。
また仮に取りやめたとしても、「マンションから見えないようする」というような思考が「近隣住民の安全 安心」を考えているとは到底思えません。
こういう事を１つ１つ読んでいくと、何とも言えない気持ちになります。
最後に未調査の事業所が残っているが、調査を行う指導を強く進める必要がある。と書いていますね。
コニカミノルタの日本中で起きている公害は、表には何１つ出てきていませんが、調べれば驚きます。
あちこちで環境に対して問題を起こしていても、自社の敷地内に汚染はとどまっており、近隣住民には説明がなされており了解してもらっていると書いてある。
検索をかけても出てくるのは私のアメブロ記事か、コニカミノルタのHPぐらいです。
あと、コニカミノルタ伊丹サイトのトリウム問題が、検索で掘り下げるとようやく動画で出てくるくらいです。
一体なにがどうなっているのか・・・。