テトラクロロエチレンは

 

土壌との反応があまりなく吸着しにくく、.比重が水よりも重いため深部へと拡散しやすい。地盤中に染み込んでいるなどの特性により、地下水へ汚染が移動し、広域に汚染を拡散させてしまう。

 

テトラクロロエチレンとその分解生成物であるトリクロロ酢酸 (trichloroacetic acid, TCA) は血液から検出できる。これらの試験は比較的簡単である。大部分の病院ではできないが、必要な装置がある試験所で行える。

 

高濃度のテトラクロロエチレンはラットマウス胎児に対し有毒である。胎児である間に高濃度のテトラクロロエチレンを吸入したラットの子供は行動に変化が起こることが観察されている。また、ラットによる試験では発がん性が確認されており、国際がん研究機関によるIARC発がん性リスク評価で、Group2A(ヒトに対する発癌性がおそらくある)に指定されている。そのため、労働安全衛生法第二類物質特別有機溶剤等に指定されている。

 

また、排出は厳格に規制される。

 

 

 

 

コニカミノルタでは日本全国で様々な汚染物質を流出し、現在はそれの除去に取り組んでおられる事でしょう。

 

例えばこのように

コニカミノルタビジネスエキスパート社は2006年12月10日、コニカミノルタ伊丹サイト(伊丹市高台/旧ミノルタ)の敷地内で、土壌環境基準の約280倍のヒ素、同160倍の、同36倍のカドミウム、同19倍のホウ素、同6.5倍のフッ素を検出し、土壌汚染があることを発表した。同社は汚染物質の周辺への拡散はないと言う。

土壌・地下水汚染の原因となる化学物質を使用した履歴のある事業所で、事業所内に汚染を発見した場合は、汚染物質が周辺へ影響を及ぼすことがないよう、定期観測により確実な管理を行っています。汚染に対する浄化や汚染拡大防止には、専門チームを編成しその管理のもとで、対策策定のための詳細調査の実施や、浄化技術の検討を行い、それらの結果に基づき取り組んでいます。浄化の取り組み結果、観測結果の推移は、定期的に行政、近隣報告を行い、了解いただいています。

この文章はコニカミノルタさんのHPにあるものです。

 

近隣とはどのお家を指しての事なのか私には分かりません。

大阪狭山サイト以外の汚染した場所の事でしょうか?

 

基準値の400倍も漏らしていた時でさえ連絡はありませんでした。

 

それ以降21年間1度の連絡もなく、2020年2月たまたま工場の解体説明会に参加した際偶然知りました。知ってからも21年間の汚染状況の報告数値を閲覧拒否され見せてもらえませんでした。今見ている21年間の数値は、様々な人からの「隠すことはオカシイ」というご意見のお陰だと思っています。ようやく閲覧できたデーターをアップしていきますが、不思議な点は多いです。

 

17個ある井戸のうち詳細な数値を4つの井戸でしか行政に報告していない点。またテトラクロロエチレン以外は毎月の測定数値を報告していません。これで本当に行政に報告していると言えるのでしょうか?近隣への報告は私からの視点だけで言えばウソとなります。行政への報告は不十分と言えると思います。