私達にとっては とても感慨深い作品。
 
 
 
もちろん 映画館にも行き、今日で何回目かな?
 
 
 
でも・・あの頃の感想にも書いたかれど最初はヨンハのことで頭がいっぱいだったけれど
 
 
 
すぐに作品の中の世界に入り込んだ。
 
 
 
ヨンハとは関係のないところで 感動していた。
 
 
 
でも 言葉や・・空、風、視線、手・・
 
 
 
「ただ 僕に見えないだけでずっとそばにいる・・」
 
 
 
そんなふとしたことで ヨンハが重なる。
 
 
 
「大切なことは 心で見るんだ。」
 
 
 
 
 
 
 
今夜 放送された中で 最後の言葉がカットされていたので
 
 
 
アップしますね。
 
 
 
エンドロールが流れる際に樹木希林さんが語ります。
 
 
 
 
「最上のわざ」
 この世の最上のわざは何?
 楽しい心で年をとり、働きたいけれども休み、しゃべりたいけれども黙り、
 失望しそうなときに希望し、従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

 若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
 人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、弱って、
 もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること。
 
 老いの重荷は神の賜物、古びた心に、これで最後のみがきをかける。
 まことのふるさとへ行くために。

 おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつ外ずしていくのは、真にえらい仕事。
 こうして何もできなくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。
 神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
 それは祈りだ。
 手は何もできない。
 けれども最後まで合掌できる。
 愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。
 すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
 「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。
 
 
『人生の秋に』 ヘルマン・ホイヴェルス著より
 
 
 
 
※映像お借りしました。ありがとうございました。
 
 
 
 
まだ 観たことのない方は是非。。星