~とある日のサイキックリーディングセッション~
紫色の文字 → 紫幸にだけ聴こえてくるもの
緑色の文字 → 紫幸の心の声
セッション内容を一部抽象化。
登場するCさんも、紫幸のクライアントさまです。
Aさん:「私にとってBさんは前世からのご縁なんです。前世でも今と同じ関係で、前世では私がBさんにすごく助けられたから、今世では私がBさんを助けて幸せにしてあげないといけないんです」
Bさんは、前世では違う関係性なのよ。今と境遇は似ているけれど、関係性は少し違う。
お、今日は女性の声だ…
紫幸:「…はい」
Aさん:「それでCさんとも、同じだと感じています。Cさんとも前世でご縁があって、私はなぜかCさんのために出来ることなら何でもしてあげたいと思ってしまって、だから今いろいろお手伝いしているんです。私で出来ることならって」
Cさんは前世では彼女の師匠のような立場だったの。AさんはCさんにすごく恩義を感じていて、それを今も引きずっているのよ。
ほう…師弟関係か…確かに今も2人はそんな感じの立ち位置になっている…有無を言わせない圧のようなものがあるというか…
紫幸:「なるほど。ご相談内容は、それらの関係性の確認ですか?」
Aさん:「関係性もそうですが、Cさんが周囲の人から誤解されがちなので、Cさんの良さを出し切れていないと感じるんです。Cさんのために私がもっと出来ることはありますか?」
それが今回のCさんの課題だわ。前世でも精一杯やっていたけれど、うまく周囲に思いが伝わらず苦んでた。
でしょうね…
紫幸:「確かにお2人は、前世では師弟関係だったようですが…」
Aさん:「やっぱりそうですよね!!どうしてもCさんの良さを皆にわかって欲しいんです」
紫幸:「う~んそうですね~…ちょっと待ってくださいね…」
それは今回はCさんが自身で取り組む、自分でクリアすると決めてきている事よ。
今回はAさんには別の課題がある。
けれど2人はまだ過去世の関係性に、慣れ親しんだ安心感を覚えていて離れられないでいるだけ。一時的にしかならないけど、やっぱり助け合っていけないかと思っているのよ。
Aさんの今回の別の課題とは?
まさに、Cさんと離れて自立すること。過去世ではCさんという師匠のそばでたくさんの事を学んだからこそ、今回はそれらを自分のものとして確立するために、Cさんなしで自分で立つこと。
これが課題だからこそ、今世で2人はまた師匠と弟子のような支え合う関係性からスタートしているのよ。
今回はここに執着すべきではないし、むしろそれがお互いの課題の邪魔になる。
あ~なるほど。
だからAさん、常に笑顔だし、いろんなことにチャレンジして楽しそうな雰囲気はあるのに全然幸せオーラ出てないんですね。。。
魂がふさぎ込んでいるというか…ガチガチな感じで。
そもそも取り掛かる課題が逆方向なのか…
けど、私が何とかしてあげなくちゃ!って言ってますよ?
今は言っても伝わらないわ。
でしょうね~
側にいればいずれ何らかの形で、互いに気が付くことになるわ。側にいれば自分たちは良くなれない、と。
そうですね。
執着している以上は、何を伝えてもしょうがないですからね。
今はまだ、その時ではないですね。
紫幸:「私もCさんにはいろいろとご相談いただきアドバイスさせていただきましたが、なかなか受け入れていただけず。やはりCさんがご自身でそれをクリアしていくしかないと思います」
Aさん:「確かに、そうですよね」
紫幸:「ですので、AさんができることはCさんがそれに向き合うことが出来るようになるまで、今のように側で出来ることを手伝いながら見守っていくことです。Aさんの言葉ならCさんには届くでしょうし、Cさんもその時が来れば乗り越えられますよ、ご自身で。強い人ですから」
Aさん:「そうします!」
~セッション後~
これで良かったんですかね~
この手の相談は多いですけど、結局は相談に来ている時点で自分の感じていることに確信が持てないことを証明しているようなものなのに
それでも強い思い込みによって、別の見解を聞き入れる余裕もない…
側にいることで今回の課題がスムーズに行かないということを
伝えなくて良かったのか…
いいんですよ。
この現実世界では誰から見ても変わりない「事実」ではなく
その人が信じ切っている「真実」だけが実現するのですから
それは知っているでしょう?
まぁ。現実創造を伝授していますから(笑)
周知された事実よりも、その人の信念である真実だけが現象化する。
AさんもCさんも互いに望むのであれば、今回も師弟関係の人生を実現して生き切ることも自由よ。
また次の人生で、今回やるはずだった課題にチャレンジすればいいのだから。
それが幸せかどうか、それは本人にしか決められないのだから。
そうですね。
今日はありがとうございます。
大丈夫よ、あなたはこの先彼女たちとはご縁が無くなるわ。
伝えなかったことを悔やむこともない。
この先の展開をあなたは見なくて済むから、大丈夫よ。
それからほんの数か月で、本当に私と彼女たちのご縁がパタリと途絶えた。
いつも現実という形になって現れるのは
客観的事実ではなくその人にとっての真実…つまり信念・ビリーフなのだ。
何を真実とするかは、自分次第。
何を信じ込むかは、自分次第。
それを決められるのは完全に自分自身だけ。
だったら、本当に自分自身が心から幸せと言えることを
違和感なく過ごせる流れを、信じ込めばいい。
今日も自由に幸せな1日を創造してください✨