19歳の夏の終わりに僕はオーストラリアのシドニーに向かった。


まだあの頃は関西から直行便がなかった時代だったので、
伊丹から一度羽田に着いてからバスで成田に向かうことになった。


羽田から成田に向かうバスではドキドキものだった。


伊丹からの飛行機は到着が遅れて、羽田に着いたと思ったら、
今度はバスが途中の高速で検問に引っ掛かり止まった。

「なんでっ!飛行機に乗り遅れるよ!」


成田に到着したときにはもうだめだと諦めながらチェックインをしにカウンターへ向かった。

なぜか「できた!」


機内に入ってしまえば後はシドニーに着くと思っていた。
しかし、数時間後暑い熱帯地域のシンガポールに到着。
「えっ!」「このあとどうすんの?!」
旅行会社からもらっていた旅程表などをチェックしてなんとかTranjitという意味がわかった。(遅ぇよ!)


こんな感じで僕は楽天家というかぬけているのだ。


やっとシドニーに到着ー!
「寒っ!」「なんでこんなに寒いんだ」
南半球は日本の反対側にあるのだから季節が逆に決まってるのに ここでもぬけていた。
半袖だから余計に寒い!


今回は一ヶ月ホームステイすることになっているのでホストファーザーが迎えに来てくれていた。
"Hello"
さあー、初の海外修行だー!







今日の日本経済新聞のトップ記事に

『資源開発 5兆円規模』


なんだっ!!



14,5年前に訪れて以来、ほぼ1年位滞在していたのが2回で、その後一回位行ったが、

行くたびにマンション、家、高層ビルが次々と建って変わっていくのがいつも寂しい気がしていた。


今回、日本企業が進出するウエスターンオーストラリア州都パースは僕の友人もいるし、

第二の故郷といってもいいくらいの馴染みのある街だ。そんなパースを中心とする西豪州が。。。


昔のパースは田舎の都会のようなどこか落ち着きを感じさせる街だった。


もともと鉄鉱石や天然ガスなど鉱物資源は豊富でいつかこのときがくるとは思っていた。


世界の鉱物資源の高騰している今、この国は必要とされてきているのだろう。


中国経済が低迷してきているが、次にオーストラリアか?


いずれにせよ大自然の多い国が、人間の手によって破壊されるのだけはやめてほしい。

17歳の夏に高校のアメリカ海外研修ということで学校としても初の開催だった。


それは希望者のみの参加だった。


1クラス程度の生徒と先生だけの旅行だった。


自分でもなぜ参加しようと思ったのか、今でも思い出せない。

これがきっかけで世界の五大陸に足を踏みしめるとはこのときは考えもしなかっただろう。。。

それからは英語も好きになったいった。。。


旅行記は死ぬまでに書き上げようと何年も前から考えていたことだが、なかなかその一歩が踏みだせなかった。

中途半端に作るのは嫌だった。

構成をしっかりと考えてから作ろうと思っていた。


最近ブログという誰もが書き込むことの出来るサイトでコツコツと仕上げていこうと考えてたら、だんだんやる気が出てきた。

書き込みながら校正していけばいいんだと、軽い気持ちではじめようと思った。


だから、書き込むのは書き込むけど度々校正をかけるので前の記事が変わることもあります。