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人はほんとうに育てることが
できるものなのでしょうか。
私ははなはだ疑問です。

人は勝手に育つもの。
伸びる人間は、自分で考え、
挑戦して失敗し、また挑戦して
壁を乗り越えながら、
自分で成長していくものです。

同氏は、
「俺が育ててやる」と思うのは
大きな自惚れだ、
とバッサリ切り捨てます。

自分の子供だから、
生徒だから、部下だから、
出来る人間に育つはずだ、
という自惚れと、
それに対する他人の憧れが重なると、
誤った「育て方」に
走る可能性も出てきます。

どうしても結果を
出さなくちゃいけない。
そのためなら、
何でもしてやる。
自分のメンツ、体裁を保つために、
まるで、道具のように扱い始める。

成功すれば、自分のおかげ。
失敗すれば、お前らのせい。
どうして、そんなに出来が悪いんだ!
なんてことになる。

良いことにしろ、育てる側が、
あまりにも手を出しすぎれば、
育つことを邪魔することにもなりうる。

か と言って、
放っておけばいいというわけでもない。
自分でどんなふうに育つことが出来るか、
つまずいている人には、
ちゃんと教えてあげなくちゃいけない。

しかし、
そうであっても、
育っていくかは、
最後は本人の力…ですよね。