そうだ、ずっと・・・

ずっと誰かに、傍に居て欲しかったんだ

貴女を失い、未来を見失い

繰り返しの中で悲しみしか生めなかった僕はいつしか

貴女さえも傷付けていた

いつか貴女に触れようとした時に痛んだ胸は

傷になって僕を縛っている

今も貴女を想えば焦がれる僕の胸は

辛い事さえも、今を忘れてしまう程

どうかこのまま笑って居たいと空に浮かべた願い事は雪のように溶け

そこにあるのは孤独と言う名のもう独りの自分

ひたすらに貴女の全てを求めていた

走って追い求めれば求めるほど、貴女の気持ちが離れていくのがわかり

その度にもがいていた

どんなに離れていようとも、想いが通じ合っている関係でありたかった

「どうか僕だけを見つめていて・・・」呟いた言葉は貴女へは届かず

雨音にかき消されて 「僕は」独り取り残されたまま・・・

今もずっと探してる、ずっとずっと探している・・・貴女の足跡を。