１人旅 詩

金曜日仕事が終わり
急に１人旅がしたい
と思い立つ瞬間は
すごい気まぐれで
どうにかなるでしょ
って
単純に考えてとりあえず出発準備
カメラと多少のお金を持ち

必要な物があったら
駅の売店かコンビニで買えばいい
もし欲しい物が無ければ
無いなりにまた考える

妙な落ち着きがある
それでいて頭の中もいたって冷静だ…
話し相手がいない分
気持ちが静かに整理整頓されているのかも知れない

なんとなく駅に着いて運賃表と時計を見つめる
あてのない旅だから
人の行き来や空気に流されていく
北へ行くか
南に行くか
足の向くまま電車に駆け込む
明日は他府県で何をしてるんだろう
何て考えた所で仕方がない