反発して逃げるのは簡単です。
でもそこでやめてしまっては、
その仕事のほんとうの意味には
到底たどりつけないのです。


反発して逃げたこと、
逃げようと思ったこと、
何度もある私です。

きっと、
「自分が正しい」
と思っていたからでしょう。

自分が正しいのに、
理解してもらえないと思うと、
その場から逃げたほうがいい、
という結論になるわけです。

自分の居場所じゃない、
というような高慢な思いです。

もちろん、
「自分の居場所じゃない」
と思うケースには、逃げることでなく、
自分の使命を果たせる新しい場所を見つけて、
その場を去るということもあるでしょう。

けれど、単なる反発で、
逃げると、そこで終わる。

ただ、終わったようで、
終わっていない「自分の問題」は残る。
逃げれば逃げるだけ、
解決されない「自分」を
いつも抱えていることになる。

それだけならいいですが、
問題が、雪だるま式に
大きくなってしまうものもあります。

自分がやりたいことなら、
モラルや法律に違反してまで
仕事(趣味)をするような人間が、

他人から言われた仕事となると、
モラルや法律を理由にして、
反発心で仕事から逃げるのであれば、

ちょっとウソっぽい。

仕事から逃げたことも、
逃げなかったこともあるから、
そんなことも分かる気がします