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先日、小僧(高3)のバスケ部の試合がありました。
(話が長くなるので、ご興味のない方はスルーして下さい)

小僧のチーム(高校の部活)は
「バスケをやろう」と意気込んで入学する男子が
集まらない学校で(女子が強いからなのです)

中学でもやってたから、入ろうかな
くらいの子が多いという印象です

ウチの小僧もそんな感じ

いや さらには
〝上手い子が入学して入部するだろう〟と
予測がついた途端に
「YOUくんのお兄さんが居るって事は
 YOUくんも当然 あの高校に入るだろ
 高校でバスケ入るのやめようかな~」と
合格もしていないうちから悩む小僧

それでも入部して、1年生の頃は
「顧問の先生に 俺はミニバスからやってて
 バスケを知ってるって思われているから」
…と、先輩が故障した時のヘルプ要員として
試合に出してもらっていましたが
2年生になったら カンペキスタメン落ち

チームも全然勝てない 弱小チームで
その試合にすら出られないので
「俺も軽音とかに入れば良かった」
と ボヤいていたのですが

この春 顧問の先生が2人異動になりました

顧問のA先生は かなりな大物で
A先生に教わりたい! と思っている若人は
多いと思われるような先生

もう一人のB先生も、
バスケ経験者ではありませんが
某スポーツの現役選手で
トレーニング方法も研究されていました
先輩達の代とはしっくりいっていて
先輩達はB先生の下 厳しいトレーニングを
励む人達で プレイもキレッキレ

そんな先輩達ですら
新人戦も、最後の大会も初戦敗退

小僧の学年は
ポイントガードのYOUくんと(いやシューティングガードか?)
部長のセンター君しか真面目じゃありません汗

部活の無い日のウェイトトレーニングも
YOUくんと 部長と 下級生しか
やっていませんでした…

さらには
背が低い→試合に出してもらえない
→練習が不真面目になる→ベンチウォーマー
というデススパイラルに陥った子や

シュートは上手いのに バイトで練習試合を休む子 
なども居て
スタメンはYOU君とセンター君
2年になってから入部したエース と
動きのイイ1年生2人 
というメンツがAチームだった この一年間
公式戦でも練習試合でも 出たら負け という感じでした

で この4月 指導力で定評のあるC先生が異動して来ました

C先生の居た高校は 公立高校では中堅どころ
C先生の指導が厳しいという事でも有名でした
友人からC先生の事を聞いていた小僧は
「C先生が1年前に異動して来てたら
 オレ 部活やめてたわ」と言うくらい…

さて 異動して来たばかりで
「役」に就いていないC先生
会議が無い時は 部活の最初から居るそうな

そして インナーマッスルを鍛える 
トレーナーを連れて来たり
練習では 試合に即役立つ練習を取り入れていたとか

そして 迎えた 引退試合

180㎝が数人いるという相手校は
部員数も 資金力もある私立高校
体育館のキャットウォークは
相手校の応援者で埋め尽くされていて
完全アウェー

そして ウチのスタメンは
動きのイイ下級生の代わりに
2年間ずっと ベンチウォーマーだった子が選ばれていました

さて 試合開始
挨拶で並んだ時
相手校との体格差を見せつけられて
舐めていたアメが思わず 
ノドにはまってしまう母(私)あせる
マジ しぬかと思ったガーン

試合開始数分…ガードのYOUくんの
3Pシュートが面白いように決まって
まさかの ウチのリード

でも 相手はこちらの力を下にみているのか
4番5番など 数字の小さいメンバーをベンチに下げ
こちらにリードさせたまま第1Q,第2Qを戦います


2Qの終わり エースを休ませるために 小僧が出たら
小僧がファールを連発ガーン

ラッキーな事に 相手のフリースローは入りませんでしたが
母はもう 小僧が出ている間は
「アシ アシ アシ」と叫び続けました

(つまり、手だけでディフェンスすると
 ファールになりがちだから、脚で速く移動して
 プレッシャーをかけろ という意味)

そして 第3Q 部員数の多い対戦相手は
体力を温存したベスメンを出して来ました

相手の狙い通り とうとう逆転されてしまい
さらに、ウチのエースが5ファールで退場

もう ダメか…と思ったのですが
今度は 相手がファール連発
こちらのフリースローは ほぼ100%入ります

ガードYOUくんの3Pも決まり続け
ラスト1分で ウチが1点リードに

そこで相手チームがタイムをとり
タイムが終わって試合再開の時
YOUくんがニヤっと力こぶをつくって 
応援席のママに見せていました

でも そこからは 息のつまるようなシーソーゲーム

何とか1点リードに戻したのですが
ラスト10秒

相手ゴール下で 相手ボールです

「もう終わった!」

コートにボールが入るやいなや
相手がシュートを打ち込んできます
でも リングを大きく越えて入りません

再度 打ち込もうとしたシュートを
ウチが必死のディフェンスをします
幸いにも ファールはとられませんでした

再々度打ち込んだシュートが
リングに乗りました

揺れて 外側に落ちました

ここで ブザー

YOUくんが跳びはねています

退場させられてベンチに居たエースが
泣きながら走り出して来ました

その隣から走り出て来た小僧の目も潤んでいます

親も OBも OGも泣いて手を取り合います

勝てると思っていたであろう相手チームと
応援団が呆然としていました

試合後 相手チームのところへ行く挨拶も
ウチも相手チームも忘れてしまいました

こうして 引退試合は
引退試合ではなくなりました

YOUくんの母が
「叫びすぎて喉がカラカラ」と笑うので
今まで 試合帰り一緒に飲食した事は無かったのですが
思い切って ビールでも とお誘いして
二人でチョイ呑みをしました生ビール

本当に美味しいビールでした

帰宅後 小僧に
「YOUくんのお母さんと ビール呑んだよニコニコ
と 話したら
シラーそりゃあ(俺たちが試合に勝ったから)
 呑めたでしょうねえ~~」
と シレっとした感じで言われました

ビールはやっぱり 勝って呑むものです