私は、4年前にインスリンポンプにしました。それまで、14年間はペンでした。

ポンプにした理由は、カーボカウントをはじめて、残存インスリンのこととか考えだしたら、計算がもお大変ってなってた時に、ボーラスウィザードなる機能があることを知って、これだ‼️って飛びついたって話はこれまでも何度かお話してきました。

でも、もっといろいろとありました。

私が、はじめて"カーボカウント"という言葉を聞いたセミナーは、いろんな気づきを与えてくれました。

子どもの1型を対象としたセミナー。
『教育者のための1型糖尿病セミナー』でした。

教育者の理解が、1型の子どもたちの療養生活に大きく影響するからでしょうか。

そこでは、インスリン治療にかかわるいろいろな問題を聞くことができました。

インスリンが必要だから打っている。
何も悪いことは、していない。
もちろん、人前で打つのが嫌な人はそれでいいけど、トイレにこそこそ隠れてするようなことは本来していない。

健康な時のインスリン動態を真似る治療をしているのに、トイレに入らないとできないことのはずはないですよね。

インスリンを堂々と打てる社会の実現。

そんな感じの話もありました。

そっか。私がインスリンを人前で打つことは、ただそれだけで、きっといつか誰かの力になるんだ。インスリン注射に対して、そんな風に考えるようになりました。

それから、すぐに病院に勤めることになって。周りは、理解のある医療者。

まずは、ここからってことで、1型糖尿病であることを伝えました。

勤務初日。
上司が私にとってくれた配慮。

そうそう、インスリン打つ場所を教えるわね。

ここ。

連れて行かれたのは、事務所からちょっと離れた、綺麗で広々とした障がい者用トイレでした。

。。。

おそらく、広くて綺麗な個室がここだっただけでしょう(*´Д`)=з
考えてみれば、これまで私が注射を打つ場所を考えてくださった方などなく、ありがたいことだったんです。

だけど、タイミングが悪かった。
だって、社会の理解のため、インスリンを人前でも打とう‼️そんな気持ちになってる時に、、、

しかも、相手は医療者なのに。
だけど、だからこそ理解してもらわなければ…

もしや、私が注射してるところを見られるのが、嫌と思われてる???

あの~、私はここで打ちたいんですけど。。。

それは、ダメ。
針刺し事故とか、感染の問題があるから。

きっぱり。。。

血を出す行為がダメだから、もちろん血糖測定もトイレ。

あまりに、ごもっともらしく言われるものだから、返す言葉がなかったです。

私の問題に対する配慮でなく、周りに与える影響に対する配慮でした。

トイレで打つ方が(私にとっては)、不衛生。
そう言ってくださった先生もいらっしゃいました。
どっちが正しかったのでしょう。

30秒かかる血糖測定器。
トイレで30秒待つのだよ。

理想と現実のギャップ。

1型糖尿病で、調理業務に従事してる子なんて、どうしてるんだろう⁇

とにかく、こんな現実にあって、血をださない血糖測定方法とか、針を刺さずにインスリン注入できる方法=トイレに行かなくていい方法はないか⁈って考えるようになりました。

新聞で、光センサーで果物の糖度を調べる機械で血糖がわかるって記事を見つけて、研究室に電話したりしました( ´(ェ)`)

だから、もう医療者がこんな風だし、栄養士って仕事がもうこうなんだ。だからポンプ、飛びつきました。

この上司の前で、トイレに行かなくていい私になりたかったけど、タッチの差で転職が決まりました。

でも、お陰でポンプに出逢えたし、今はその上司のことも、わだかまりなく、会ったら本心から慕って話すことができますが。

また、SAPには行きつけず!(´Д`;)
何やってるんだ、私。

今日は、200超えせずきています。
低血糖はありましたが、、、
やっぱり、私はカウンターホルモンの影響は小ささそう。
ただ、高かったり低かったりすると、食べたくなるんだなぁ。特に200以上で。これやっかいね~。しかも、たぶんこんなの私だけ。

困ったね~、困った、困った(  ゚ ▽ ゚ ;)

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帰り道、グルコース値88ってことで、迷いながらも自販機で購入。普通この数字で、私は補食しないから。

なんと言ってもこの絵に惹かれてね。
ボスって、栄養表示ないと思ってたら、これありました。

100g当たり
炭水化物2.9g

内容量185gなので...
2.9×1.85≒5g

ボーラス無しで飲んだら、今グルコース値185

今日は、職場のイベントでよく動いたし、食事時間が延びたり、ご馳走だったり、ポンプのトラブルで途中ペンで対応したり、差し入れもあり。。。

だから、うまくいった方。
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『ちこと歩く道』