昨日今日とあいにくの雨雨

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一昨日の天気はどこへやら。。。

1型糖尿病。
といっても急性・緩徐進行・劇症とある。

私は発症以後、なぜか1型糖尿病の印象は劇症のそれだった。
ある日突然感冒様症状の女の子が目が回って倒れて救急車で運ばれる。そんなイラストが添えられていて...ふ~ん。
てかこれって劇症っては限らないのかな⁈

この3つの中では、たしか劇症が一番少ない発症だった。なのに何故、ケトアシドーシスで運ばれるのが1型ってイメージになってしまっているのかよくわからない。

私はどれかハッキリと言われたことはない。自分では緩徐進行かな?と思うけど、現主治医は急性と微妙かなと言っていた。

緩徐進行1型糖尿病は私が発症した数年前に小林先生が報告された。日本人に特有?多い?型なのかなと思う。

教育入院時、回診で"今後枯渇することが予想される"って言ってたから、あの時先生は知ってたね。緩徐進行1型糖尿病のこと。この病名は5年前、カーボカウントのことを話してくれた今の主治医が本に解説されているのを読んで知った。劇症の症状=1型と信じていた私は、やっと自身が1型であるということにその時すとんと収まることができた。

こういう経過なので、枯渇してもケトアシドーシスには縁がなかった。

ちょうど、今から3年前の今頃のことだったなーと思い出した。春分の日が火曜日の年だったので。そう、3年前の3月20日、月曜日のことだった。
皆様の何かお役に立てればとの思いでの投稿であって、ポンプに対する恐怖心を煽るものでは決してないことをまずご理解いただきたいm(_ _)m

管理栄養士免許が届くのを待って勤めた最初の病院は、病欠の方の代理で1人態勢の職場でした叫び大丈夫ですか⁈って思ったけど、誰も来てくれる人がなく相当お困りで、もお誰でもよくって私だった。

しかも、勤めて半年くらいの私に入れ替えのシステムのマスターづくりの仕事が飛んできた。ついてなーいヽ(´o`;
4月1日からの導入とか、ムリムリの日程設定で当時の今頃私は必死だった。前職場と同じシステムだったこともあってとっつき易く、なんだかんだ言ってああしたい、こうしたいと根を詰めた。まあ、SEの方が私をころがし上手で、なんだかんだ言ってやり甲斐とか楽しさもあったのだが...

それはまた、ポンプをを導入して半年経った頃でもあった。その頃私は、一番上手に使っているとか主治医に言われてちょっと調子に乗っていた。

ただ、"詰め将棋"と言われる程細かく設定していたので血糖測定が多いことを再三注意されていた。

どうしてこんなに測るの⁈食べたいから測るんでしょ⁈

ボーラスウィザードの設定を自分でしているからです。。。もちろんそんな的確な返事はできてない。なんでって⁈どう考えても必要やろ⁈それが本心だった。先生が何を言ってるのか、大きな垣根を感じていた。

アメ限の方には見ていただいているが、ポンプの装着前に私はCGMをつけていた。超速攻はラピッドだった。ポンプに切り替えてなぜか主治医は以前使ったことのあるログを処方した。そして、2月程でアピドラに切り替えた。私と主治医はその時、思い切りのいいチャレンジャーだったヽ(´o`;最初はCGMの結果をもとに基礎の設定をしていたが、そんな経緯も血糖測定の頻度を増やしていたのかもしれない。

またこれは後でわかったことだが、当時かかりつけの病院ではボーラスウィザードなど使っている人は誰もいなかった。おそらく今も⁈しかも、私は722を使い始めた最初の選手だったヽ(´o`;残存インスリンの話をしたら、皆に驚かれこっちが驚いた。なんだよそれ⁈

つまり、主治医は上手に使っていると褒めてくれてはいたが、実際には私がどんな使い方をしているか分かっていなかった...叫び

主治医にしてみれば私の血糖測定回数の必要性は理解不能だった。ただでさえ、高価な治療法を選んでいるのだから。。。医療従事者でもある私を、コスト管理のできる患者に育てたかったのかもしれない。

ある先生から紹介された小学生の男の子の紹介状には"なるべく血糖を測らせないでください"とあったそうだ。血糖に関する感性を育てるための親心。血糖を頻回に測ってしまう1型患者は、コスト管理の面からすると、医療者から煙たがられることもある。神経質になることは精神衛生上よくないと机上の空論は決めつけている。

まあ、かかりつけの他のポンパーは測定していなのか記録が無く設定の見直しもできないのが現状と主治医が話したことがあったので、単に他の選手との比較であったのかもしれない。

私の方は、マニュアルに従いながら頑張っていることをそう言う風になじられて?もう嫌になっていた。不足分を購入して、測定も頑張っていたのにちょっとバカバカしくなった。記録を提出しているにも関わらず設定の見直しに協力もしてくれないくせにそのための努力をなじる⁈主治医に対して腹立たしさもあった。

仕事は忙しさを極めていた。これは病院の設計として私はよく経験するが、その職場もご多分にもれず霊安室の横に栄養科があった。ここ出るんですよとの噂もあったが怖がっている暇もなく、そんな栄養科に11時くらいまで1人残って仕事をするような日々だったヽ(´o`;

そして前日の日曜日は異動になる調理員さんへの買い物に出た。昼過ぎの出がけから胃がきりきりしていた。

何故だかわからないけど、その日の朝食を最後に血糖は測られてなかった。

そして寝る前にチューブ交換をした。※これも禁忌。きちんと装着されたか血糖を確認するため就寝の数時間前に行う必要がある。

慣れてきて、油断していた私はチューブ交換の最後の操作" Fixed prime"とういう、留置したチューブの先端にインスリンを通すためのボタンを押すのを忘れて眠った

"Fixed prime"=プログラムされた基礎インスリンの開始を意味する。
つまり、持効型インスリンを打ち忘れた状態。しかも、持効型ならわずかばかりでも体内に効果が残っているかもしれない。ポンプは超速攻(速効)だけで再現しているからインスリンの効果の寸断の程度は大きい。

だから、ケトアシドーシスはポンプ療法では起こり易い。欠点と言われる。そのため、ポンプ療法では1日4回以上血糖測定ができる患者であることが条件となっている。

でも、私のポンプはスマートポンプだ。もちろん、そんなおっちょこちょいの私に、なんか忘れてますよ、インスリンが入ってないですよ⁉︎とアラームで繰り返し知らせてくれていた。1度や2度じゃない。朝起きるまで、定期的に繰り返されていた。

その日私は朝になって目が覚めてやっと気づいた。

慌てて注入開始ボタンを押して、こういうことでしょ?と夜中に入る分のインスリンを打った???血糖も測定せずに

それから、検食の待つ病院へ出勤。
なぜかそこでも血糖は測らずに検食分に必要なインスリンを注入して食べた。いつもは、食べれないことなどない私が半分くらい食べたところでギブアップした。

困ったな、もうインスリン打っちゃったよ。でもカーボカウンターの私は、大丈夫。その足で売店でプリンとジョアを購入。

一連のボケボケの中、不足分のカーボはちゃっかり補った。チーん(~_~;)

仕事をしているが、体はへんにだる重かった。熱っぽいかんじ?ナースステーションへ向かう足もぽてぽてだったヽ(´o`;???

お昼近くになって休憩室で少し休んだ。喉が渇いて、テーブルに置いてあった誰かのスプライトが美味しそうだった。白湯をカップ一杯飲み干した。おもむろに血糖をはかってみると499。はて⁈

499。普段の私にとってはそんなに極端な症状が出る数字ではなかった。はて⁈

とぼとぼと医局に目的の先生を探しに行った。何が起こっているのか⁈無料の口頭でのアドバイスを期待して。。。それで十分だと思っていた。自分の身に何が起こっているのか、ケトアシドーシスの経験が1度もない私は分かってなかった。。。

こうしてケトアシドーシスは簡単に起こると締めくくりたいが、書いてみるとかなりずたずたなポンプ管理(赤字)の積み重ねだった。


長くなりましたので、つづきは続編にて

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奥から、親ミー、くるみ、もも
雨の日はベッドの上は大繁盛‼︎
おかげで初めて3匹お揃いの写真をupできましたチョキ