その入院生活で、1番心を許していた仲間と一緒に過ごせたのが本当に素晴らしい時間となりました。この先ずっとずっと繋がっていたい、本当に大切な方です。
その仲間は一審の結果がどうなっても控訴はしないと、固い決意がありました。
周りの結果を見ていると、控訴審にてひっくり返る(執行猶予がつく)ケースが何件か散見されていますが、一審だと実刑になることが多かったように感じています。
なので、仲間にももしだめだったときに控訴する選択肢を持っていてほしかった。でも控訴するとまた入院生活が長引くことを、仲間は限界に感じていたようでした。
他人同士が一緒に生活するんです。それが長期になれば私が感じなかったストレスを仲間は様々な場面で感じ、しんどい思いもしてきたのだと思います。
なので控訴はしない、家族になんと言われてもしないと強い決意がありました。そこまでの決意を持てるのってすごいと思うんです。私にはその勇気もなく、控訴したところもありましたから…。
そんな大切な仲間の判決が出ました。
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私はひどく動揺してしまい、さらに近いうちにくる自分の未来と重ねて久々に不安定になってしまっています。
執行猶予を勝ち取ってきて、連絡がくる未来しか想像していませんでした。仲間と1年以上連絡の取れない日々になるなんて…。その可能性のほうが高いと頭ではわかっていましたが、受け入れられていませんでした。
やっていることが犯罪で許されないことだとは重々理解しています。ですが、仲間は前向きにたくさんのプログラムを受け、更生に向けて努力していました。私の何十倍も。
だから報われてほしかった。ただただ悲しくて切なくて、この気持ちにどう落とし所を見つけたらいいのかわかりません。
こんな気持ちは初めてです。しんどい。
でも書き出して整理してみないともっとしんどいと思い、今回気力を振り絞りブログに綴っています。
私もあと何回今の生活が送れるだろう。
子どもに弁当を作り、家族にご飯を作り、友人に会い、日々の家事をこなす。
近い将来私にもそれらを手放さなければいけない日がくるかもしれません。
仲間の一件で、それが一気に現実味を帯びました。
いなくなった後のことを、色々考えていかなくてはいけないですね。