イエローサブマリンが好きだ。映画ね。
インドの結婚式。花嫁花婿を待つ人々が、道路で、ツイストを踊る。
花嫁は、手で目をふさぎ、もうひとつの手をおばばにまかせ、花盛りの盛り花壇を中心にして、ぐるぐるまわる。
花婿を最初に見なければならない。
花婿来場。
見ろ、見ろ、見ろ!。
手を下ろした花嫁は紅潮興奮。
オー、マイ、ダーリン。
ごった返す客たちを前に、花嫁花婿は徹夜でポーズを保った。
花婿の兄とは友人になった。IT関連のエリートだった。文通しようということになった。
夜が来た。眠れるか?
このまま死んでしまう可能性はある。睡眠と死は、受け手にとっては同じことだ。
眠りは死の比喩である。しかも日々の現実である。だから、意識に目覚めた少年少女は、眠りを恐れる。
だが、繰り返すうちに、私たちは慣れていく。恐れなくなる。疲れる日常もあるし。
むしろ誘われかける。
睡眠ではない。死に。
枕もとのデジタル時計を見ると、11:54だ。しまったと思ってみているうちに、1:55だ。もっとしまった。
あわててマダムTに電話する。
「マウンテンバイクがあるので、いらっしゃると思いました。ピンポン鳴らしても、ドアを叩いても反応がないので、死んでるなと思い、係わり合いになりたくないので、帰ってきましたわ。ほーっ、ほ、ほ、ほ、ほ」
残念。