バンコクの思い出Ⅱバンコクの飲み屋で仲良くなったじいさまがいた。 彼と私は、夕方西日の差す居酒屋で飲み始め、最後は肩を抱き合って、夜の町を彷徨した。 後に、彼から長文の手紙が届いた。 驚いたことには、彼はタイ国軍の将軍だった。 知名人であるとは、周囲の反応で分かっていた。 だが、将軍と呼ぶことは、止められていたようだ。 調べると、彼の写真があちこちに出ている。 しょうがない。 私も長文の返事を書き送った。