DVDでトゥモロウ・ワールドを観た。この監督の作品は何作か観ている。最近ではグラヴィティー。

どうやって撮ったのかと不思議な箇所が何度となくあった。撮影監督の腕が良く、感心するリアリズムだが、現実よりかなり現実的だ。調べたら、切り貼りやCGを相当使っていた。音響も感度が良すぎた。

原作は、女の顔を覆え、の、P・D・ジェイムズだ。この映画の原作は読んでいない。だが、出てくる黒人少女は、女の顔を覆え、の小間使いを、ちらり、思い起こさせる。

突拍子もない仮説に乗って話が始まるので、その仮説から出てくる結論が、多くの場合分けを持てずに決まってしまう。物語の感傷的な結末も見通せてしまう。だから、プロットには関心を持てなかった。