普段、毎週トーラーを1年、ないし3年かけてじっくり学び

ますが…

 

オンラインで月に1、2度ブリットハダシャ新約聖書の福音書や

書簡を学びあう機会を個人的に、持ってます!

先月末は、第一コリント書13章からでした。

 

有名な愛についての章で…司会者のアメリカ在住の弁護士の方が、

必ずといってもいいくらい?!

結婚式で読まれるところである。と👂

 

ブリットハダシャの原典ギリシャ語やタナク(トーラー含む旧約聖書)

原典ヘブル語には、愛と言っても幾つかの表現方法がある。

日本語の愛や英語のラブでは、文脈からどんな何の愛についてなのか?

前後から読み取る必要があるが…

 

ギリシャ語やヘブル語なら、どんな愛という単語が使われているか?

どんな対象なのか…推測できる事もトーラーや聖書学ぶ醍醐味でも

あります!

 

ギリシャ語では愛は、アガペーとフィリア、エロス、ストルゲン

があり、アガペーは自己犠牲を伴なう愛に使われ、キリストの十字架

による愛等が代表例です。

 

フィリアは、友愛とか友情、仲間同士の触れ愛今流に言えば?絆に近い

のかも…

エロスはビーナスの様な、肉体的な美をまとう男女の性愛や欲を伴った愛。

ストルゲンは、母が子に乳を与える様な?母性愛、勿論父親が子を愛する

父性愛もそう!

 

単語によって、使い分けされます。

そして、ヘブル語での愛について自分は

お話したので…ブログで分かち合います。

 

主に、ともに寄り添う愛選択の愛にアハバ

憐みという繊細な、愛情表現のラハミム、

(ラハミムは内蔵という意味の名詞でもあります)

 

いつくしみやお互い強い絆で結ばれた愛のへセド、

深く知ることや愛の奥義などのダート、求めなくても一方的に

与えられる無償の愛ヘーン、好みお気に入り喜びの対象を現す

ヘーフェツなどがあります!

 

ギリシャ語のアガペーは、ヘブル語のアハバとヘセドを併せ

もった表現で、フィリアはアハバとヘーフェツを併せたニュアンス

が近いのでは…と原典を比較してみると面白いですね!

 

「人が新妻をめとったならば、兵役に服さず、いかなる公務も課せられず、

一年の間は自分の家のためにすべてを免除される。彼はめとった妻を喜ばせなければならない。」(申命記 24, 5)

 

「牛とロバを組み合わせて耕してはならない」(申命記 22,10)、「脱穀している牛に口籠(くっこ)を掛けてなならない」(同 25, 4) 

「畑で穀物を刈り入れるとき、一束畑に忘れても、取りに戻ってはならない。それは寄留者(移住者)、孤児、寡婦(夫を亡くした女性)のものとしなさい。」(申命記 24,19)
 

以上の様に申命記には、ラハミム憐れみや慈しみのヘセドなどの愛があり、

弱いものや虐げられたものへの愛とやすらぎをあらわすのが、トーラーなので

あります!