天皇誕生日に皇室について考える…

 

①上皇陛下は秋篠宮家に将来の思いを託されている。皇位継承者は秋篠宮殿下、悠仁親王殿下である。

平成23113日、悠仁親王殿下は天皇陛下から贈られた袴を初めて着ける「着袴の儀」において、山科(やましな)流の装束をお召しになられた。

山科流は天皇、皇太子という皇位に関わる人物のみがお召しになる装束で、首元の綴じ糸は十字。

これは悠仁殿下が皇位継承者である確固たる証。上皇陛下は当時から行動で思いを示されている。

 

・悠仁殿下が「着袴の儀」で召された装束の菊の御紋章は十六葉。宮家の紋章が十四葉であることからも、上皇陛下の将来への思いが見てとれる。

 

 

英国王の戴冠式に秋篠宮ご夫妻が参列なさることは、2月14日発売の「女性自身」が報じたのを皮切りに、新聞・テレビも宮内庁と政府の間で調整が行われている旨を伝えていた。 

 

「報道後、国民から宮内庁へ寄せられる問い合わせの大半が、戴冠式に関してのものです」

 そう明かすのは、さる宮内庁関係者だ。

「皆さん問題視されるのが、なぜ秋篠宮ご夫妻が選ばれたのかということです。いわゆる“小室騒動”が起きてから、さまざまな問題が世間で言われてきたので、戴冠式に参列されることになれば“日本の恥だ!”と激高する方もいるようです。“天皇皇后両陛下や愛子さまに参列していただくことはできないのか”といった声もあるそうで……」

そうした声を意識してか、先の次長会見では「英国側から元首かその代理の出席を願う通知が来た」ことを踏まえた上で、宮内庁として秋篠宮ご夫妻に戴冠式へ参列していただくに至った理由は以下の二つだとしている。

(1)外国王室の戴冠式には従来から皇太子クラスが参列し、天皇陛下が出席した例はないこと

(2)天皇皇后両陛下は生前のエリザベス女王から国賓での招待を受けていたが、コロナ禍で延期となっており、そちらを早期に実現する方向であること

 さらに池田次長は決定にあたって“天皇皇后両陛下に相談した”と付言することも忘れなかった。寄せられた抗議を意識してか、「天皇ご一家渡英待望論」の火消しに努めたのであった。

柔軟な視点で皇室外交を進めるべきで、愛子さまのご出席も一案だと話す。

「上皇さまが皇太子時代に英女王戴冠式へ臨まれたのは19歳の時で、愛子さまは現在21歳。若すぎるなんてことはないでしょう。仮に欧州で王室が残るベルギー、オランダ、スペインの国王が参列しないとなれば、それぞれ皇太子が参列されることになります。その3カ国の皇太子は皆が女性で愛子さまと同世代。ゆくゆくは女王になる王族と親睦を深められることは、皇室外交を展開する上での礎となり、日本にとってもプラスに働くのではないでしょうか」

 

コロナ禍で足踏みしていた皇室外交も再開の兆しが見えつつあるというのに、国民の切なる想いとの乖離は広がる一方なのである。
 
 

 ②「愛子天皇論」「愛子天皇待望論」は伝統を崩す。上皇陛下、皇位継承者に弓を引くような行為である

万世一系の皇統に異なる意見を唱えるのは伝統を崩す。上皇陛下のお気持ちに逆らうことは国民として疑問を抱かざるを得ない。

 

・正当な皇位継承者のご存在がある現在において「愛子天皇論」は革命にも近い。皇室をリセットするかの行為は、日本の誇りが失われることにつながる。

 

・皇統を唯一つなぐ秋篠宮家へのバッシングは皇室バッシングに等しく、日本を貶める罪深きことである。

 

昨年12月に20歳を迎えた愛子さまは、女性であるがゆえに、生まれたときから「将来は天皇になるかもしれない、ならないかもしれない」という立場にある。神道学者で皇室研究者の高森明勅さんは「(愛子さまの)ご将来をいつまでも宙ぶらりんなまま放置する残酷さに、そろそろ人々は気づく必要がある」という――。 

 

もともと国民の間には、「女性天皇」という選択肢への支持は高い。たとえば令和3年(2021年)4月に共同通信が実施した世論調査では、賛成が87%、反対が12%という数字だった。そのような素地があった上で、光輝くようなご会見が行われた。そのために、“愛子天皇”待望論がますます高まったのは、ある意味では当然とも言えよう。 

 

一部には、“愛子天皇”待望論について「無責任な大衆の感情的で一時的な反応にすぎない」という声もあるようだ。しかし、これまでの各種世論調査の結果では、「女性天皇」という選択肢への支持は一貫して7割から9割前後という高い水準で推移している。決して“一時的”とは言えない。

 

ところが現在の皇室典範ではもちろん、側室制度を前提とした非嫡出子や非嫡系による継承の可能性は認めていない。つまり継承資格の「男系の男子」限定は、今や持続“不可能”なルールに変質している。にもかかわらず、そのような欠陥を抱えたルールをいつまでも金科玉条のように扱って、“愛子天皇”待望論を封殺することの方が、かえって皇室の将来を危うくするのを知るべきだ。

 

上皇陛下ご自身が「ゆくゆくは愛子(内親王)に天皇になってほしい」と願っておられるとの重大証言もある(奥野修司氏『天皇の憂鬱』新潮新書)。匿名の証言ながら、このことを伝えた奥野氏のこれまでのジャーナリストとしての堅実な仕事ぶりから、ほぼ事実と信じてよいだろう。 

天皇陛下の敬宮殿下へのご養育方針が最も端的に表れているのは、他でもない「敬宮」というご称号と「愛子」というお名前だ。

 

天皇・皇后両陛下のお側で、長年にわたってご薫陶を受けてこられた敬宮殿下は、まさに両陛下が願われたような、国民からの敬愛をご一身に受けられ、国民に希望を与えられる成年皇族に成長された。そのご将来をいつまでも宙ぶらりんなまま放置する残酷さに、そろそろ人々は気づく必要がある。

 

 

③早急に改善してほしい皇室の護衛体制。皇位継承者は替えが効かない存在。その護衛体制に問題がある。

・護衛体制は今日からでも早急に見直すべき。皇位継承者がお二人いらっしゃる秋篠宮御一家は宮家ではなく、皇嗣として唯一無二のご存在をお護りする必要がある。

 

[昭和、平成の護衛体制]

護衛第1課 天皇皇后両陛下と国賓

護衛第2課 皇太子御一家

護衛第3課 宮家(内廷外皇族) 秋篠宮、常陸宮、三笠宮、高円宮、桂宮

 

[令和の護衛体制]

護衛第1課 天皇皇后両陛下と国賓

護衛第2課 宮家(内廷外皇族) 秋篠宮、常陸宮、三笠宮、高円宮

上皇護衛課

 

・現在、秋篠宮家には車の後方に護衛1台が付くのみで交通規制もない。元皇宮警察本部長は「令和の護衛体制はあまりに手薄。完璧な護衛体制が不可欠」と指摘。

改善には国民の声が重要である。

 


民数記から、レビの定年

大祭司の死について

「レビびとは次のようにしなければならない。すなわち、二十五歳以上の者は務につき、会見の幕屋の働きをしなければならない。 8:25しかし、五十歳からは務の働きを退き、重ねて務をしてはならない。 8:26ただ、会見の幕屋でその兄弟たちの務の助けをすることができる。しかし、務をしてはならない。あなたがレビびとにその務をさせるには、このようにしなければならない」。
 
すなわち会衆はその人を殺した者を血の復讐をする者の手から救い出して、逃げて行ったのがれの町に返さなければならない。その者は聖なる油を注がれた大祭司の死ぬまで、そこにいなければならない。 35:26しかし、もし人を殺した者が、その逃げて行ったのがれの町の境を出た場合、 35:27血の復讐をする者は、のがれの町の境の外で、これに出会い、血の復讐をする者が、その人を殺した者を殺しても、彼には血を流した罪はない。 35:28彼は大祭司の死ぬまで、そののがれの町におるべきものだからである。大祭司の死んだ後は、人を殺した者は自分の所有の地にかえることができる。
また、のがれの町にのがれた者のために、あがないしろを取って大祭司の死ぬ前に彼を自分の地に帰り住まわせてはならない。 

 

 大祭司の死は、イエシュアの贖いを今日的にあらわしているものと