今の日本では、建国記念日には
建国記念の日と、「の」が
入っている!
その違いについて、考えたことが
あるだろうか?
自分も何となく入った時には、
歴史的な意味合いがあったと…
聞いてはいましたが?!
深い意味については、知りませんでした。
2/11は「建国記念の日」
国民の祝日ではありますが、その歴史的背景など
については学校などでは教わることはほとんどありません。
今回は、「建国記念の日」の歴史的背景や海外との比較文化の
観点から見たお話しをします!
①「建国記念の日」に“の”がついているのは、
政治的妥協の産物である。
・科学的な歴史学において、神武天皇の存在には確証がなく
正確な紀元もわかっていないとの非難があるため、史実に基づく建国日
とは関係なく、建国した事実を祝う日との限定で祝日が設けらた。
・国会では制定のために9回議案が提出されたが廃案となった。
日本人が大切にしてきた伝統文化を否定する左翼の野党と、安易に
妥協する与党との政治的な妥協の産物として「の」が入れられる。
②「神武天皇の史実性は科学的であり、有力な学説も存在する。
・日本書紀は養老4(720)年に成立した日本最古の正史であり、日本国家が認め
国家として編纂した歴史書。その日本書紀には、紀元前660年2月11日に神武天皇が
橿原宮で即位されたと記載がある。
・イエスキリストの生誕と存在を元にする西暦にもずれはある。当たり前に
西暦を使用するように、日本書紀に基づいて認める許容性があっても良い。
・研究書『皇室事典』にも神武天皇の即位は実在したと記されている。
・CIAの公式ウェブページには神武天皇が掲載されており、
CIA発行の『The World Fact Book』にも、日本の独立日は
紀元前660年2月11日と示されている。
・日本書紀で127歳と記される神武天皇は収穫期で1年を分ける
「二倍年暦説」、あるいは干支により歴史を考える「讖緯説」で説明がつく。
③日本の建国は海外と比べると誠に平和的である。
・アメリカの7月4日「独立記念日」はイギリスとの戦争記念日。
フランスの7月14日「パリ祭」は革命記念日でありバスティーユ
監獄襲撃日を祝う。
また中国の10月1日「国慶節」は毛沢東が内戦に勝利して人民政府の
成立宣言をした日。
これらは全て、戦争で勝ち取った血生臭い革命の記念日である。
・日本の建国では、神武天皇が即位される折の詔で
「この地球上に存在するすべての民族が、あたかも一軒の家の中に
住むように皆が仲良く暮らそう」との世界平和の宣言がされる。
世界の古代国家でこれほどの平和ビジョンを建国の歩みとして
始めた例はないだろう。
元来、平和を愛する日本人のビジョンを大切にして
思い出すのが「建国記念の日」。
本来は「の」を外して「建国記念日」とすべきであろう。
申命記26章から、トーラーと詔と比較すると面白い。