試合戦評 (横浜DeNA戦) | 獅子16のブログ

試合戦評 (横浜DeNA戦)

5月29日 横浜DeNA戦 横浜
西|010 000 000 1 2
DB|000 000 010 0 1
西|H:9 E:1
DB|H:4 E:0

関東甲信地方が梅雨入りした今日の試合。僅差の試合となりましたが、延長10回表に二遊間コンビの活躍で勝ち越しに成功し、2対1の勝利。連勝を飾りました。

まずは、その決勝点を振り返りましょう。延長10回表、先頭の8番・鬼崎が、ソーサの速球をジャストミート。今季初の複数安打となるフェンス直撃の3塁打でチャンスを作ると、2死後、2番・片岡が打ち返した打球は遊撃手が飛び込むものの、どこへも投げられない適時内野安打となり、鬼崎が歓喜の生還。粘り強く戦い、チームに連勝をもたらしました。

また、昨夜の試合、途中で交代を告げられた浅村が、プロ入り初の4番起用に応えました。2回表、先頭打者として打席に入ると、相手先発・鄭が投じた高めの球を強振。ライナー性の打球があっという間に3塁線を突破する二塁打を放ちます。続くヘルマンの安打で3塁に進むと、大崎の犠飛で生還した浅村は、先制のホームを踏みました。

6回表の第3打席は、前を打つ栗山が四球で歩いた1死1塁の場面。真ん中低めのスライダーをすくい上げた浅村の打球は高く舞い上がり、左中間フェンスの上部を直撃。走者は本塁でタッチアウトとなりますが、気持ちのこもった二塁打で、自分の居場所をアピールしました。

チームの看板を背負って立つ存在となるべく、精進を続ける浅村。「役割」が人を育てる結果となるのか、今後も目が離せません。

中5日の先発マウンドとなった野上は、勝ち星こそ手に出来ませんでしたが、マウンド上で奮闘しました。1回裏はわずか8球で3者凡退に抑えます。2回裏は四球と安打で無死1,2塁とされますが、捕手・炭谷が後藤の飛球をフェンス手前で好捕すると、野上もそのガッツに応えて変化球を低めに集めます。梶谷、黒羽根を連続三振に切って取り、ピンチを切り抜けました。

3回裏も3人で片付けた野上に対し、4回裏の攻撃前、ベイスターズナインはベンチ前で円陣を組みます。しかし、動じることなく荒波を三振に仕留めると、中村、多村はいずれも遊ゴロに打ち取ってみせました。

続く5回裏は2死から安打を放たれた野上でしたが、代打・松本に対して内角低めのチェンジアップを投じて見逃し三振。6回裏は先頭のモーガンの安打をきっかけに2死1,2塁とされますが、多村を中飛に打ちとり、得点を許しません。

7回裏は死球などで2死2塁とされますが、代打・ラミレスを歩かせてモーガンとの勝負を選んだ野上。低めのチェンジアップを高く打ち上げさせて、右飛に仕留めました。

8回裏は3塁に走者を残して降板。直後のクロスプレーで同点に追い付かれてしまいましたが、7回1/3を104球、被安打4、奪三振7、与四死球4、失点1の好投。「今日は0点に抑えたかった。8回の先頭打者を出してしまった事が悔しい」と唇をかみましたが、渡辺監督は「リリーフ陣も良かったけど今日は野上。意地をだしてくれた」と評価しました。その悔しさを次の登板にぶつけてもらいましょう。

連日の接戦を制して、本拠地・西武ドームに凱旋するライオンズ。明後日から始まるスワローズ戦で連勝を伸ばしましょう!


発行:埼玉西武ライオンズ