京浜急行のドレミファインバータ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20111121-00000007-fnn-soci
京急電鉄の「歌う電車」、老朽化にともなう部品交換で消滅へ 利用者らから惜しむ声
フジテレビ系(FNN) 11月21日(月)18時47分配信
多くのファンに親しまれた、京急電鉄の車両が発車時に出す音色が、老朽化にともなう部品取り替えが進み、消えつつあり、利用者や鉄道ファンから惜しむ声が寄せられている。
「ファソラシドレミ」と聞こえる特徴的な音で人気を博していた京急電鉄の車両が、近く消えるということで、利用者や鉄道ファンから、惜しむ声が寄せられている。
乗客は「『ファソラシドレミファ』って聞こえるんですけど」と話した。
東京・品川から神奈川・三浦半島までを結び、一部愛好家から「歌う電車」と呼ばれ、親しまれてきた京急電鉄の車両。
しかし、あと数年で、この「歌」を聞くことができなくなる。
京急電鉄広報課の岩田幸子さんは「経年劣化による車両の更新作業にともない、そのタイミングで減っていく、どんどん新しいものに代えさせていただくという形になっていくので、なくなっていってしまうような現状にあります」と話した。
この音の正体は、車体の下にあるドイツのシーメンス社製のモーターの部品。
この音は、偶然発生したものではなく、ドイツ人技術者が遊び心でプログラムを作り、歌うような音が出るよう工夫したのだという。
ロックバンド「くるり」は、この「歌う電車」をこよなく愛し、「赤い電車」という歌まで作った。
さらに、電車を再現したおもちゃもある。
しかし、老朽化にともない、日本製部品への取り替え作業が進む中、現在、「歌う電車」は、全体のわずか1.5%ほどにあたる、12編成にまで減少している。
そして、今後も部品交換が進むと、数年後には「歌う電車」は消滅するという。
電車の利用客は、「沿線に住んでいるので、出かけるときは(よく聞く)。できれば、なくなってほしくないと思ってますけど...」、「なくなるって聞いたら、ちょっと寂しいですね」などと話した。
京急電鉄広報課の岩田幸子さんは「すぐになくなってしまうわけではないので、まだある、いくつかの編成の音を楽しんでいただければと思っております」と話した。
最終更新:11月21日(月)19時49分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111120-00000038-mailo-l14
京急電鉄:「歌う電車」近く姿消す 音階刻む機器更新で 惜しむ声、数多く /神奈川
毎日新聞 11月20日(日)11時14分配信
東京と三浦半島を結ぶ京急電鉄沿線で98年から10年以上鳴り響いていた不思議な音が間もなく、聞こえなくなる。発車時に「ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ……」と音階を刻む通称「歌う電車」の車両改造工事が進み、近く姿を消すからだ。沿線の名物になり、全国的な知名度を誇っていただけに、同社には惜しむ声が数多く寄せられている。【倉岡一樹】
「出発進行!」。運転士の小気味いい声に応じるように音階を刻みながらスピードを上げていくのは、98年に登場した2100形と02年から営業を開始した新1000形の1、2次車の車両。音はいずれもモーターを制御するシーメンス社(ドイツ)製のインバーター装置から発生する。
「実はその音階、元は騒音なんですよ」。そう話すのはシーメンス・ジャパン・レールシステムズの庄司不二雄さん(60)。インバーターの起動音はうなるような機械音だが、シーメンス社がソフトのプログラムを変え、モーターに流れる電流の周波数を段階的に引き上げる独自の技術で音階をつけた。庄司さんは「ノイズを逆手にとった遊び心」と話す。
この工夫が話題を呼び、登場直後に沿線住民が注目し、全国の鉄道ファンも駆けつけた。さらにこの“歌”を人気ロックバンド「くるり」が楽曲「赤い電車」で使い、幅広い層が知ることになった。
ただ、寿命には勝てなかった。08年ごろから始まった機器の更新で、より進んだ技術を取り入れたインバーターへの置き換えが始まると、修理時の部品調達に手間取るなど保守面で課題が生じ、日本製のインバーターが採用された。更新された車両は甲高い機械音を放つ。庄司さんは「残念だが、時の流れにはあらがえない」と寂しそうだ。
現在、2100形と新1000形の歌う電車は残り13編成。順次、機器を更新し、数年後には歌わなくなる。京急には利用客から「1編成くらい残したらどうか」「電車に乗るのが楽しかったので残念だ」などの声が寄せられる。同社広報課の岩田幸子さん(29)は「沿線に愛されて幸せだが、安全優先が鉄道の義務なので仕方ない。ただ、もう少しの間は残るので楽しんでいただきたい」と話す。
11月20日朝刊
