義母が「使っている電子辞書が壊れたので、新しいのを買ってきてほしい」という
通常なら「はいよ、わかった。最新の優れものを買ってきますよ」となるところだが
義母の場合は、いくつか条件があった
①必ず「広辞苑」が入っていること(引いたときに旧カナも出ないと困るそうだ)
②キーの配列が「日本語50音順」であること
③自分が使うものだから自分のお財布で買うが、価格は「(壊れた辞書と同じ)1万円強」であること
この3条件を見ただけで「けっこう探すの、難しいな」と思われた方は
かなり現在の電子辞書事情に精通しています
そうなんです。そんな電子辞書、なかなかないんですよ(ノ_-。)
まずは、壊れた辞書と「同じもの」を探した
だが、折しも広辞苑は第七版に改訂されたばかり
↑の第六版電子辞書(2008年発売)はすでに廃番となっており
調べた限り「在庫品」が、定価の数倍の価格で「プレミアム品」として売られていた
「オークションサイト」では、確かに数千円の「同一品」があった
だが「中古品を買う」という選択肢は、義母の場合、ありえない
届いた瞬間「まず台所で洗剤でザブザブ洗う」ことは、火を見るより明らかだ…
「広辞苑第七版のみ」の電子辞書も発売直後で、やはり高価格で、あることはあった
究極、これを買って「1万円でした」と渡すことはできた
だが、万が一「使いにくいから返品してくれ」と言われた場合
わが家に「50音順配列の3万円の広辞苑」は、不要だ…
とにかく現物に当たろうということになり、カミさんと近くの大手電器店を訪ねた
幸いにして、展示品に…
「3条件を満たすであろう品」があった
もっと言えば、カタログをくまなく探しても、これ以外は条件を満たす機種はメーカーを問わずなかった
ただし「新品在庫」は「レッド」のみとのことで
カミさんが電話で本人の了解を得た上で(色も、大事なんですよ)購入した
箱のまま未開封状態で、義母に渡した
開封後、本体をアルコール・ティッシュで丁寧に拭いてから、義母はこれを使い始めた
問題はない、ようだ(^O^)
人生、何でもそうなのだろうが、とくに「年寄りの世話」をする際は
気長に、根気強くやることが何より重要なのだと再認識した
「こちらが切れたら、それまで」である…
それから「常識が通じないこと」なんて、日常茶飯事と割り切ることだ
先日「このところずっと眼が痛い」というので、最寄りの眼科に行ったのだが
検査をしても、とくに異常はなく(白内障は手術済)
それでも義母は「私、癌だと思うんですよ」と言い続け
ついに先生に「そうやって病気を作ることが、病気なんですよ」と言わせ
付き添いのカミさんは「笑いをこらえるのに必死だった」そうである(^_^)
PS.
近くの農園即売所に今年も、「走りのそら豆」が並んだ
とりあえず、これを肴に一杯飲もう
調べたら去年は5月14日に、そんな記事を書いている…
庭のバラが見頃に近づいたという記事を
一昨年の5月17日に、同様の写真とともに書いている
今年は、季節の進み方が例年より1週間~10日ほどは早いようだ…





