(#716)_裸足のまま | トキノキロク (時の記録)

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『裸足のまま』



裸足のままで 駆けてゆく

つらいことなどなかったように

黄昏が髪に輝いてる

いくつ言葉を並べたって


恋の終わりの空 愛が重なる空

どんな未来 いくつ待ってるのでしょう





いつもみたい 弱虫みたく

鼻を、すすり泣く

そんな真似はもうしないと

強がってみせた頃


一言で言えぬ胸の数々

それだけ心がバラバラなせい

長い夜を越えて やっと辿り着いた



波打ち際を歩いてく

何も“あたし”になかったように

両手を後ろで結んでる

今日の終わりを楽しむように


恋の終わりの空 愛が重なる空

どんな未来 いくつ待ってるのでしょう





平気な顔してるときこそ

不安でいっぱいなもの

出来ることも そう出来なくなる

自分が嫌になってく


やさしさが時に傷に触れて

痛みが増してしまうことも、、

強くあれば 何も心配ないけど



裸足のままで駆けてゆく

つらいことなどなかったように

倒木でハート 書いてみてる

すぐに白波 掻き消すけど


涙にしない空 笑顔と重なる空

どんな明日(あす)を 君は描(えが)くのでしょう





きっといいことがあるよ

生きてこそ 人はいれば


あたたかな風に会えるその日を

じっと待つように


そう、生きてこそ




裸足のままで歩いてく

何も“あたし”になかったように

秋のさみしさと儚さが

混ざりあっては ちぎれる季節───


波打ち際を歩いてく

つらいことなどなかったように

両手を後ろで結んでる

今日の終わりを楽しむように


涙にしない空 笑顔と重なる空

どんな明日を君は描くのでしょう
















#716_(2020/10/14)