うまく笑えるから
不思議だね
初めて逢った日の午後が
両手拡げて待ってるみたい
まぶしくてね
なつかしい
交わした声のそれぞれへは
引き止められずでもいいの…？
さみしくてね
最後の道を 歩いていると
どんなに些細なことだって…良かった
あなたの元気が
あなたの勇気が
大好きでした…なんて、もう
口に出せなくなる
またいつの日にか、ね
まためぐりあえる日に…なんて、もう
声に出せなくなってゆくよ
お互いを求める 想いの無邪気さは
心のあるべき理由も
奪ってゆく
「知らない」と 邪険にふるまう所とか
今にしてみれば幸せ
やっと気付いた
肩の荷物を 持ち直すごとに
一人で歩き始めた あなたを知る
体に気をつけて
我慢しないでね
でも誰よりも、最高に輝いて
またいつの日にか、ね
まためぐりあえる日に…
その日までには
うまく笑えてるから
最後の道も
手も触れぬままで
一緒に歩いた
それだけで…良かった
まだ拾わないで
まだ紡がないで
あなたが迷うことなく
ここを辿れるように
思い出も時間も
みんな過ごした日々も
全部、このまま…
このままにして いましょう
またいつの日にか、ね
まためぐりあえる日に…
その日までには
うまく笑えてるから
うまく笑って…みせる
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