ゆうやけを見たかい
言葉にも出来ずに
どうして
泣いたりしていたのか…
導かれるままに
ここまで
たどり着いた時の
しあわせ
まだ冷たく目は
そらさないでよ
仲良く 並んで見ていたい
風景があることを
私はあなたへと まだ
伝えられてもいない
不安だからそっと
腕をからませて歩いた
後悔したくないと
涙の手前で立ち止まり
大きく息を吸い
瞳を深く 深く閉じた
暮れゆく街が
全部を置いて
消えかけている
過ぎてく街の光は
愛しさで
にじみだした
時間も 仕草も忘れ
眺めていたい場所が
まじめに 強がるたびに
想い出にされてゆく
それぞれ 違う未来で
この日を気に止めたなら
まばたき 忘れるくらい
想い出に降られていたい
時々 わがままを言って
この日に戻れたなら…
仲良く 並んで見ていたい
風景があることを
私はあなたへと まだ
伝えられてもいない
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