よかったね
仲間とぶつかり
突き放すことも
そのあとで
仲直りの汗を流した
じっとしていたら
あんなにも姿は
遠くなっていて
あわてた
甘えには誰も
構ってはくれない
息詰まる視界
練習どおりならきっと
出来るから
信じていこうよ
よかった
ただ、よかったねと
あなたにいつか
言われたら
わたしは
てれながら小さく
ほほえんでいると…思う
昔のノートの
隅のいたずらは
今はもう
懐かしさだけになった
誰か宛でもない叫びを
何度も飲み込んでは
走りつづけた
やってやれないことはなかった
最初に打ち明けた
夢、語り合えた人が
あなたで
本当によかった
よかった
ただ、よかったねと
あなたにいつか
言えたなら
あなたは
てれながら小さく
ほほえんでくれると…思う
よかった
ただ、よかったねと
ふたりでいつか
言える日を
わたしは
これからもずっと
折れそうなときに…想う
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