イギリス領の北アイルランドでは 先日反移民を訴える大規模なデモが起きてそれが暴徒化しましたが、そのデモが起きた背景がヤバすぎると思ったので、日本は移民によって治安が崩壊したイギリスを「反面教師」にしなければならないと思い、その件でブログ記事を書きたいと思います。

 

まず、下が北アイルランドで反移民デモが起こっている というニュースを紹介した時事通信社の報道です。

 

北アイルランドで反移民デモが暴徒化し放火

(以下、上の写真の記事の転載開始)

 

スーダン出身の難民による刺傷事件きっかけに反移民デモ、一部暴徒化 英領北アイルランド

 

北アイルランドで暴動、反移民デモが過熱

 

【ベルファストAFP=時事】英領北アイルランドの中心都市ベルファストで9日夜、スーダン出身の難民の男が市民1人を刃物で刺して重傷を負わせた事件に抗議する反移民デモが行われたが、参加者の一部が暴徒化し、建物や車両に放火する事態となった。(写真は、英領北アイルランドのベルファスト中心部サンディロウ地区で、放火された建物)

 

AFP記者によると、反移民デモはベルファスト各地で行われ、参加者の多くは覆面で顔を隠していた。バス1台と乗用車数台が放火されたほか、市中心部の端にある建物も放火され、住民が避難を余儀なくされた。

 北アイルランドのミシェル・オニール自治政府首相は、今回の反移民デモを痛烈に批判し、市民らに平静を呼び掛けた。

 オニール氏はX(旧ツイッター)で、「覆面をした男たちの集団が、家族を自宅から焼き出す行為は卑劣極まりない。吐き気がする」と非難。

 「人種差別、脅迫、暴力は、それがどこであろうと間違っている。今夜のこれらの襲撃に対していかなる言い訳も正当化も認められない。誰もわが国の路上でこのような光景を見たくはないはずだ。改めて平静を呼び掛ける」と付け加えた。

 反移民デモは、ベルファストから西に約25キロに入りするアントリムでも行われた。

 難民認定申請者を受け入れる政府借り上げのホテル前でも反移民デモが行われ、「人種差別ではない、ただの愛国心だ」「もううんざりだ」などと書かれたプラカードを掲げた。

 スーダン出身の男は9日午後に殺人未遂、刃物の不法所持、および殺害脅迫の罪で起訴された。10日に出廷する予定だ。

 英内務省によると、男は2023年に英国に入国し、同年に難民認定を受け、2028年までの滞在を許可されていた。


 刺傷事件の動画には、スーダン出身の男が路上に横たわる被害男性に馬乗りになり、刃物で頭や首を何度も切りつける場面が映っている。極右の有力者らは男が「斬首」を試みていたと主張している。

 複数の市民が介入し、うち1人がハーリング(ホッケーに似たアイルランドの球技)のスティックを振り回しながら男にタックルして男を取り押さえた。

 警察によると、被害男性は40代で、「両目に重傷、背中と顔に深刻な切り傷を負って病院に搬送された」という。

 警察は現場から包丁とみられる刃物を回収した
という。

 いわゆる「愛国者」に関連する多数のSNSアカウントがこの動画を共有し、「地元への移民の大量流入に抗議しよう」と人々に呼び掛けている。

 これに先立ち米実業家イーロン・マスク氏は、反移民活動家のスティーブン・ヤクスリーレノン(別名:トミー・ロビンソン)氏による反移民デモの投稿をリポストし、「変化を起こすには、繰り返し、そして大きな声で抗議するしかない!!」とコメントしていた。

 英国では、南部イングランドのサウサンプトンで先週、英国籍のシーク教徒(インドで始まった宗教)の男に若い白人学生が刺殺された事件への警察の対応をきっかけに小競り合いが発生し、すでに緊張が高まっていた。

 移民問題は英国で争点となっており、強硬右派政党リフォームUKへの追い風となっている。
【翻訳編集AFPBBNews】

 

 

(記事転載終了)

 

 

上のニュースの最後のほうにある、「英国籍のシーク教徒の男に若い白人男性が刺殺された事件」というのがありますが、この事件の内容が実に酷くて、これについて 日本に住むイギリス人2人と人気Youtuberの細川バレンタイン氏が語っている動画が興味深いので、内容をご紹介します。

 

イギリスの移民問題:刺傷事件と警察の対応

北アイルランド反移民デモの背景

 

(上の写真:向かって左が在日英国人Youtuberのジョージ氏、真ん中が在日英国人で金融会社勤務のクレイグ氏、右が番組ホストで元プロボクサー、今は人気Youtuberでナイジェリア人と日本人のハーフ、細川バレンタイン氏。元の動画はこちら。)

 

彼らの話の要点をまとめると、移民にナイフで白人が刺され、警察を呼んだら その移民の男が「人種差別をされた」と言った為、警察は なんと刺した移民ではなく、刺された白人を逮捕したのです。

被害者は動画で確認する限り、服の上からだと大量に血が出ているようには見えなかったが、 "I can't breath." (息ができない) と訴えていたのに、「いやいや、そんなことない」みたいな、「お前本当は刺されてないんだろう」みたいなやり取りがあり、そしたらもう、その間に意識失って被害者はそのまま亡くなってしまった という事件だった。

 

刺した移民はインド系移民であるシーク教徒で、逮捕されたが色々と調べてみると「人種差別された」というのも嘘だった。

イギリスでは 多くのシーク教徒は真面目で平和的に暮らしている人たちが多い ということで知られているが、彼らは本来自分の家族を守るためとか本当にもう最終手段として使うっていう目的で「キルパン」というナイフを所持しているが、イギリスでは シーク教の人々が日常的にそのキルパンというナイフを所持して出歩くことが認められている。

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という内容でした。

まず、この話には 常識的に見て、おかしいことが2つあり、まず1つ目は 警察がやってきたのに ナイフで切りつけた加害者ではなく、刺された被害者のほうを「人種差別」の容疑で逮捕した ということですよね。

実際に人種差別があったか・なかったか ではなく、他人を刺した人間が警察に逮捕されず、被害者が逮捕 という異常さではないでしょうか。

 

そして2点目に、いくら「宗教上の慣習」だからと言って、ナイフを持ち歩くって、これは日本ならば 明らかに銃刀法違反ですが、それがシーク教徒なら許可されている というのが異常ですね。

キルパンというナイフは下のイラストでターバンを巻いた男性が腰に装着しているものです。

 

シク教の五つのシンボル、カカアール

 

キルパン(シク教徒の短剣)のイラスト

 

さらに、多くのイギリス国民が怒っているのは 首都ロンドンなどの大都市では 家賃の高騰、物価の高騰で若者がルームシェアではなく一人暮らしをすることすら難しくなっているのに、難民に認定されると、ホテルに住め衣食住が与えられていることです。もちろん、高級ホテルではなく、安いホテルではありますが、それでも難民がホテルに住んでいる というのは 多くの国民の反感を買っています。

 

イギリスは 増えすぎる難民をアフリカのルワンダに金銭と引き換えに引き取ってもらおうと、ルワンダ政府と交渉していた時期もありましたが、ルワンダのような政情不安定な国に難民を送ってよいのか?という人権問題が懸念されて、この案は労働党スターマー政権になってから、事実上撤回されたので、今度は そのカネを当てにしていたルワンダ政府から訴えられました。

 

難民がゴムボートで海を渡る

 

英国国家統計局(ONS)による2021年の国勢調査データによれば、イングランドおよびウェールズにおいて、英国外で生まれた人口は全体の約16.8%(約1,000万人)に達しています。また、白人以外の背景を持つ人口は約18.3%と報告すでに移民ルーツの国民が全体の2割になってますが、首都ロンドンに限って言えば、もう住民の約半数が非白人になっているようです。

 

そして、イギリスでは難民や移民を大量に受け入れている一方で、増え続ける「ニート」の問題も深刻になっているのです。

すでに若者の8人に1人、約100万人が働きもせず、学校にも通わず、職業訓練もしていないというニート状態です。

 

イギリスの若年層ニート率12.8%

 

ニートになっているのは 移民ルーツの人もいますが、元々イギリスに住んでいる白人も多い という点も注目に値するかと思います。

なぜならば、イギリスでは「移民の高学歴化」が進んでいるからです。

下は 日本でもベストセラーになったエマニュエル・トッド氏の著書「西洋の敗北」の中の1ページです。

 

イギリス、アジア系、高等教育の進学率

 ↓

2019年の時点で、若い白人のイギリス人が高等教育を受ける確率は33%、黒人は49%、「アジア系」は55%だった。

この「アジア系」には特にインド系やパキスタン系の人々が多く含まれるが、中国系だけで見ると、72%に達する。

 

つまり、今のイギリスは 移民ルーツ=教育を十分受けていない低学歴層が多い とかいう昔のステレオタイプな見方は全く通用せず、移民ルーツの2世や3世のほうが むしろ高学歴志向になっている ということです。

 

これは ロンドン市長がパキスタン系の元弁護士、サディク・カーン氏だったり、キア・スターマーの前の首相はインド系のリシ・スナク氏だったり、今の保守党の党首はナイジェリア系の黒人女性、ケミ・ベイドノック氏だったりすることでも分かる通り、移民ルーツの人たちの高学歴化、高所得化 が進んでいる ということです。

 

そうなると、元々の住人である白人の人たちは その人たちともホワイトカラーの職を奪い合うことになりますが、ホワイトカラーの職はAI等による自動化でも明らかに減っていっているわけです。

 

これは日本の状況も同じで「選ばなければ仕事はあるが、選んでいたら仕事はない」という雇用のミスマッチで失業状態やニート(少なくとも60万人、潜在的には100万人以上)になった人が多い状況ですが、今の日本や かつてのイギリスやフランスのように、「建設や介護、飲食業等のブルーカラー職の賃金を上げたくないからそこを移民で補う」という考えで移民を大量に入れていたら、どうなるでしょうか?

 

その移民の人たちも 言語障壁がなくなる2世や3世の世代になれば、教育熱心な家庭からたくさんの高学歴層、高スキル職人材が出てきて、日本人からホワイトカラー職を奪う という状況になるので、ブルーカラー職は永遠に「人手不足」という状況が続きます。ですから、またさらに後進な国、発展途上国から移民を受け入れなくてはならない という、とめどなく終わりのない移民受け入れが続いていく ということなのです。

 

そして、日本の制度は 外国人にも全く区別のない、日本人と同じか、むしろそれ以上の権利を与えていますから、出産費用無料や不妊治療の保険適用、外国籍の生活保護受給者にまで不妊治療無料など、 信じられないような売国政策で、まるで「日本国からの日本人絶滅化」と「外国人による日本の乗っ取り」を 国をあげて推進しているかのようなことまでやっているのです。

 

 

北村晴男参院議員、外国人医療保険提案