帝国ホテルが開業したのが
1890年(明治23年)
その後
建築家 フランク・ロイド・ライトが設計した
帝国ホテル２代目本館が
1923年に落成してから
今年が100周年だそうで
記念の展示など
フランクロイドライトをフューチャーするものがいろいろあったり
ライト館からそのまま受け継いでいるものがあったりしています。
建築やデザインにも興味があったので
同窓会前の早めの時間に
ロビーやギャラリーでの展示を見て回りました。
現在の帝国ホテル本館は、３代目。
その設計者は誰なんだろう？と思い検索してみたものの
出てこなかったので
特に有名な建築家の方が前に出ていたわけではないのかな。。？
本館に入る入口に、このような案内が・・・
ここから見える絨毯の柄も幾何学模様がモダンですね。
宴会場のロビーにも・・・
ショップが並ぶアーケードを通って
メインロビーへ
このアーケードも100周年
階段沿いの照明、柱のデザインも
フランクロイドっぽい。(そうなのかは不明)
メインロビーのお花
季節のお花 この時は菊でした
THE RENDEZ-VOUS LOUNGE
ランデブー・ラウンジ
床の絨毯はフランクロイドデザインの幾何学模様
(上から見ないと分かりにくいですが)
広いラウンジの正面に見える壁は
造形美術家 多田美波さんの『黎明（光の壁）』
色々なカラーのガラスブロックを幅25mに渡って積み上げてあります。
こちらは現在の３代目本館ができた時（1970年）からあるから
もう50年経ってるのですね。
横から見ても迫力あります。
内装もシンプルな造りながら風格と落ち着きが感じられる
コンシェルジュデスクには
フランクロイドデザインの照明「タリアセン 3」が
いつくも置いてありました。
怪しげに写真を撮るワタクシ
(写真撮らせてくださいと言ったら、
どうぞどうぞと快く言ってくださいました)
こちらの展示もライトデザイン
石の彫刻がいかにも、らしいですね。
階段下の一角に、ライトデザインの家具の展示
ギャラリーになっている『IMPERIAL TIMES』には
帝国ホテルの今までの歴史・レガシーの展示がありました。
この柱は
フランクロイドライト設計の旧本館に使われていたデザイン
今は愛知県の犬山市にある明治村に
ライト館の一部が移築されて、見学できるそうですが
実際に見たら圧巻でしょうね〜。
このカプセルの中に展示物があるんだけど
これの高さが高くて
私でも背伸び気味で見る感じに。。
フランク・ロイド・ライトさん
創業者が渋沢栄一さんというのも知らなかったし
(本当にたくさんの企業を創られたんですね)
この２代目帝国ホテル(ライト館)が落成した当日が
関東大震災の日だったというのに驚きました！
幸いダメージは少なくて
復興にも貢献したそうですが
これで初日に崩れるようなことがあったら
どうなっていたんでしょうね。。泣く。。
この窓のデザインもフランクロイド
日本庭園が見えます。
食器や制服やetc...
あらゆる物がライトデザインだったのですね。
今まで帝国ホテルに来たことはあっても
若い頃はそこまで興味がなくて
何も知らなかった。。
今回、大人になって(なり過ぎた)
よく見られてよかったわ。
今の帝国ホテルは見納めです。
帝国ホテル本館は
2024年から再度建て替え工事が始まるそうで
４代目の建築家は、田根剛さんだそうです。
ステキですね。
完成は2036年の予定
（そんなにかかるんだ〜〜）
見に行けますように♪
帝国ホテル２代目本館100周年ということで
『フランク・ロイド・ライト展』が
愛知県豊田市美術館で
10/21(土)〜12/24(日)に開催されるそうです。
遠くて観に行けないけど。。
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