おまけで、今回家から持参したトレッキング用品のリストを載せておこうと思います。
ザック(ミレー、サースフェー38㍑。23か38のザックしか持っておらず、大は小を兼ねる、で)
雨具(ミズノ、上下分割式)
登山靴(ハイカット、ローカット、機能インソールつき)
*岩場ではハイカットが安心できました。
マウンテンジャケット(ゴアテックス、軽い雨ならこれでOK)
ストック 2本
サングラス
サポートタイツ2本(ワコール、CW-X)大活躍!
登山パンツ
長袖インナー(アンダーアーマーのハイネックの薄手のもの)
Tシャツ(速乾性)
長袖フリース
長袖ダウン
帽子(ニット帽、日よけ用両方)
方位磁石
救急セット
グローブ
日焼け止め
登山用ソックス
行動食(アメ、チョコ、クッキー)
このうち、特に活躍したのは、ストック、雨具、ザックのレインカバー、サポートタイツ、そして靴のインソール。
グレッシャー・パラダイスからの岩がゴロゴロした下りでは、ストックで石のバランスを確かめながら進む必要あり。
また、トレッキングとはいいながらほとんど下りなので、膝の筋肉をサポートしてくれるサポートタイツのおかげで、筋肉痛はほとんど感じず。また、下りでつま先が先へ移動するのを、土踏まずが盛り上がった機能インソール(SIDAS)が防いでくれたので、いいお値段がするものの、重要なんだと実感しました。
グリンデルバルドもツェルマットも、山用品専門店が軒を連ねているので、必要を感じたら現地調達もできます。レンタルショップもあるようです。どちらの街にもモンベルが出店していて、日本語で対応できる店員さんもいるようです。(2019年現在)
ストックは、ザックに挿して機内持ち込みしてしまいましたが、チェックインしろと言われるかヒヤヒヤしました。結果的に注意されることは無かったです。ザックと一緒に足元に収納しました。コンパクトになる折りたたみ式も魅力でしたが、強度の面で不安だったので、伸縮式のものを持参して正解でした。
フリースとダウン、両方必要?と思われるかもしれませんが、曇のグレッシャー・パラダイスでは両方着ました。
それ以外では、どちらかで充分に思いました。寒くて耐えられなければ、展望台の屋内に逃げられるので。
私達は日本で少し登山していたのでグッズを所有していましたが、スイスのためだけに一式揃えるのは結構な出費になります。
現地にはレンタルショップもあったので、もしトレッキングがしたいのでしたら、最低限靴だけは自分の足にあったものを持っていくので充分でしょう。コースを選べば、普段履いているスニーカーでも歩けてしまうところもあります。(個人的には普通のスニーカーはおすすめしません)
びっくりしたのは、たいてい、どの展望台でも携帯の電波が入ることです。さすが世界の観光地です。
日本からの観光ツアーではなかなかトレッキングする時間もチャンスも無いと思います。時差もあり、体調万全とは言えない状態でのトレッキングには不安もあります。
今回、その日の気分によりながら列車を途中下車してスイスアルプスの風景を眺めながらのトレッキングはとても贅沢な時間でした。これもヨーロッパ発の旅行だからできることとありがたみを実感しています。