John(仮名)は過去Blogで何度かネタにしている患者 で、私はこっそり彼をPain Guyと呼んでいる。
彼にすれば、薬を飲むのも触るのもPainと大騒ぎ。
金を隠すといったらパンツの中。と豪語する自称Big Baby。
彼のPain攻撃のせいでルームメートは不眠に陥り、通常部屋替えを申し出てくる。
そんなPain Guyの唯一のルームメートはウォーリー。
ウォーリー(仮名)は昔はどんな質問に対してもYesしか言わなかった。
もう随分前の話になるが、そんなウォーリーが頭の手術を受けた。
手術直後、病院で髪の毛を剃られてサムライみたいな頭にされていた・・・。
どうせ剃るなら全部剃ればいいのに・・・。
中途半端に剃られたらかえって屈辱的なんじゃないだろうか?と思う。
手術後、Yesしか言わなかったウォーリーが少しだけ進歩して、Yes以外の言葉を言うようになった!
それは
「オーライ!オーライ!オーライ!オーライ!!!」
オムツを替える間中ずっと言っている。
過去に、
「I'm on the way! I'm on the way! I'm on the way!!!!」(今行くところだ!)
と叫ぶので
「どこに行くの?」
と聞いたら
「・・・て・・・天国!」
これは周りをぎょっとさせたのだが、彼は現在ご飯を100%食べて、太り過ぎなくらい元気である。
そんなウォーリーが、昨晩とても苦しそうに唸っているのが聞こえてきた。
3部屋先の看護室まで聞こえてくる唸り声。
慌てて部屋に行った。
「ウォーリー!大丈夫?」
「Yes!!」
「唸り声が聞こえてきたから、調子が悪いかと思ったよ。」
と言ったら彼は
「唸っているからって、調子が悪いわけではないだろう?」
いや、それはウォーリー、普通違うと思うよ?
ウォーリーとJohnと同室になった新患がやっぱり部屋替えを申し出てきた。
この調子で、Johnとウォーリーの部屋はいつも3番目のベッドが空いているのであった・・・。
・・というか泣いていました。