アメリカでナースになりたい人へ。

知っておくべき重要項目の続きです。



アメリカのVisaは、当然ながら彼らの都合の良いようにルールが作られています。

私達にとっては不公平なルールだけど仕方ありません・・・・。


逆に日本では日本人のために法律が作られているので、

日本在住の外国人は「ちくしょー日本人いいなー」と思っていると思います。

「あはは~ざまーみろー!」

と言うのはやめ、素直に日本人である事に感謝しましょう。



私はVisaのエキスパートではなく、移民のニュースはころころ変わるので、

これが100%正しい情報とは全く言い切れないのですが

以下が私の解釈になります。要点をかいつまんで書いています。

詳しい方、私の解釈に間違いがある場合は訂正お願いします。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


通常外国人看護師がアメリカで看護師をしたいという場合は、Skilled workerというカテゴリで、永住権の申請をする事になります。


アメリカの労働許可といえば、H1Bが有名ですが、これは通常ナースには当てはまりません。

申請できるのは、普通の看護師の更に上に立つ立場の人が申請出来るようなVisaです。



毎年永住権の発行には限りがあって、それ以上の申し込みがあると待ち時間が発生します。

例えば毎年100人の枠に500人が申し込みすると、5年かかるといった具合です。


このように、アメリカが外国人看護師に与える永住権も定められた発行限度数があって、

これが上限に達すると、次の発行枠が設けられるまで看護師ベースで永住権の申請がストップしてしまいます。


残念なことに、数年前この発行数が上限に達してしまいました。

今後アメリカが外国人看護師に労働許可を与えようと決めると、何事もなかったかのように申請が再開しますが、現在はまだストップしたままのようです。


「いつ再開するの?」

というと、弁護士でも「それはアメリカが決める事だから、何とも言えない。」

となってしまうのです。これは1年後かもしれないし、3年後かもしれません。すべてアメリカ次第です。


実は私、その事実を自分の永住権の申請直前まで全く知りませんでした。

私は好きな時に申請して、いつでも許可が下りるものだとずっと思い込んでいたけれど

実は私がアメリカで看護師を目指している間も、枠は常にストップしたり再開していて、そのたびに大騒ぎになっていたようなのです。


救いの神は、たまたま仲良くなった中国人の看護師さんでした。

私がのんびりしていたら、彼女が


「今年の11月で枠が閉まるともっぱらのうわさ。申請は済ましたのか?」


と、Emailでたずねて来たのです。


そこで手続き中の移民弁護士に確認すると

私の弁護士は言いました。

「その話知っているわ。」

彼女は知っていたのに、

「Visaがなくなるから申請をいそぎなさい。」

とは一言も言いませんでした。


「書類は出来ているけど、あなたをサポートする病院の支払いがまだだからあなたの申請止まっているの。あなたが代わりに$800立て替えればすぐやるけど・・。」


その日私は立て替えました。噂どおり、私が申請した翌月枠がいっぱいになってしまいました。


だから弁護士や留学のエージェントや斡旋業者に任せきりは絶対だめです。

私の申請が通らなくても代わりのナースなんて腐るほどいるんだから・・。

自分がしっかりしなきゃいけないと痛感した一瞬でした。

自分が今どの状況に置かれているか、自分自身で調べて把握して納得して行動する事をお勧めします。

常に移民最新情報に気をつけておく事が大事です。

例え永住権の申請資格を満たしていても、枠がなかったら労働できません。


最悪なことに今現在アメリカの景気が悪く、アメリカの新卒ナースが職につけない状態と言われているので、外国人枠がいつ開くのかは未定のようです。


この記事を書く前にネットで新情報をサーチしてみました。

情報がUpdateされていないサイトも多く、

枠が閉じている事に全く触れずにいるサイトも多くて混乱しました。

「これは、時々チェックする程度ではダメだな。」というのが正直な感想。

常に移民情報をチェックするのが大事です。

情報交換・コミュニケーションもすごく役に立つので(私はそれに助けられました。)

是非活用してみてください。


http://allnurses.com


↑こちらは私自身がVisaの調べ物をしていた時によくヒットしたサイトです。

看護師の集まる掲示板です。


最もポピュラーな方法の、Skilled workerのカテゴリでナースになる方法は現在ストップしていますが、今後再開する場合もありますし、他にも学生Visaで看護学校を卒業し、1年間限定でアメリカの病院で働く方法もあります。その後帰国する事になってもライセンスは保持できるベネフィットは大きいです。この間に、永住権の枠が再開する可能性もありますし・・。


看護資格に合格しても、数年以内にSocial security Number (SSN)を手に入れないとライセンスが無効になるので、SSNを取れるめどが付かないうちは、テストを受ける事はお勧めしません。


もちろんH1Bベースで申請する事も努力次第で不可能ではありません。

永住権の抽選に応募して当たる可能もあるし、毎年応募を始めるのも手だし、

アメリカ人の恋人がいる場合は、彼と結婚すればびっくりするほど問題が簡単に片付きます!!

どう転ぶかわからないアメリカだけではなく他の国を考慮し、自分の目的が達成しやすい国でナースになる事だって選択のうちだと思います。


いろんな方法を探して、一番自分にあった方法を選ぶ事が大事だと思います。


とても厳しいと思われるかもしれませんが、

私がアメリカに来た頃はちょうど911が起こり、その後移民法が極端に厳しくなった時代で

「私の時代は移民法が厳しくなってこんなに大変。」

と愚痴を言っていたんです。今思えばどの時代も大変なんですよね。

外国で働くのは制約が多いけれども、その制約の中で自分の出来る事をするしか道はないのだと思います。



現在、すべての条件を満たしているのに永住権枠がなくて申請が出来ない優秀な人達は本当に残念な事になっていますが、今回質問してくださった方は、ラッキーな事に留学経験があって英語も出来る上に、これから看護師になるために看護学校に入学する予定だそうです。

彼女が看護学校を卒業する頃、アメリカのVisaに枠が出来る希望があります。


個人的な意見では、外国で働きたいのなら、結必ずしも日本の看護師の資格を取る必要はないと思います。(結局海外で免許を取り直すのは2度手間だから。)

私が日本の看護学校を出たのは、単に日本の病院で働くつもりだったからです。


日本と海外ではやり方が違うので、私は現地の学校を出ておくべきだ。と思います。ただ、日本ですでに経験があって良かった点は、英語がダメな分、観察力や手技など技術面でカバーが出来る事でしょうか。英語が危なくて全く経験のない新人だと、現場で苦労する事が予想されます。


日本で看護師の経験があって、更に現地で看護学校に入る方もいます。これはうらやましい。私のBlogにメッセージを残してくださる方でそういう方がいます。必ずその努力が実る日が来ると思います。



私の意見を要約すると・・・

労働する場所が自分の国ではないため、看護資格を取得すれば現地で働けるわけではない。

ルールは国によって違う。Visaの問題は自分の努力ではどうする事も出来ない事があるので良く調べる事。一番大切なのは自分で地道に情報収集。エージェントや弁護士に任せっきりにしない。

いろんな人の意見を聞く事・調べその膨大な情報の中から自分希望に一番近い選択をする事。

でしょうか?



退屈な話にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。


アメリカでナーシングをしたい!

という方から、どうすればいいのか?という質問をいただきました。


アクセス分析を見ても


”ナース アメリカ” 

”アメリカでナース”


というキーワードで私のBlogを見つける方がダントツ多いです。

(実際の内容は愚痴と珍子話ばかりなのに・・・。)



たくさんの人が同じ情報を探しているという事で、

私の思う事を少しBlogに書いてみたいと思います。


ところでひとつ大事な事は、

海外で看護師をしている日本人はたくさんいるようなので

私の意見だけを鵜呑みにしないで、たくさんの人の意見を参考にしてください。

私なんか足元に及ばない、バリバリキャリアを目指した方が多いです。


事実、私がアメリカでナースになった方法なんて、参考にするほどのものではありません。

私は崖っぷちの貧乏だったので、格安でナースになる事が一番の優先項目でした。

学校に通うお金なんてなかったから、自己勉です。

実際働き出したら危なっかしい事きわまりありません。が、これが私の選んだ道だから、自分でどうにかするしかありません。



年齢・英語力・経済力・行動力・ナースになる目的・など、個人個人で違ってきます。

いろんな人の意見を参考にして、自分に一番あった方法を選んで下さいね。




さて、前置きが長くなりました。


私が個人的に感じている、一番重要視しなくてはいけない事

を挙げたいと思います。


それは


VISA




理由は、自分の努力だけではどうにもならないからです。



現地の看護資格を取る事、英語レベルテストに合格する事、病院の働きたい面接を受ける事・・

これらの項目は、自分の努力次第でクリアできる項目なので、例え多少の苦労があっても耐えられます。


ただ、Visa問題はどうにもならない事が多いので注意が必要です。




長くなるので次に書きます。









愚痴日記炸裂中のShiroです。こんにちは。

前回いただいたレスのお返事がすっかり遅くなってしまいました・・。ごめんなさい。




1時間にたった0.4mlという非常に微量の速度で注入中の薬剤を途中でストップしたり、他の薬剤を同じ点滴ラインから落とすやり方は、誤差が生じるから正しいやり方ではない。薬局もそう言っている!!!


と主張する私に対し、あきれたように


「別のラインなんて取る必要ないの!」

と言う日勤ナース。



反論する私に彼女が言った言葉。



「主治医がそれでOKと言ったからよ!薬局にも話をしたわ。」




「なんでそんな大事な流れを記録に書かないのよ?書かなきゃわからないでしょ?」


「あのね?別のライン取る必要なんてないの!」

「そんなの常識でしょ!!!!」





常識!?



それ全然常識じゃないよ!!


そういう特殊な内容は記録に書けと主張する私と、”常識”だと主張する日勤ナース。




非常識扱いされた私は、大発狂。




私は、怒って怒って、とばっちりを受けたのBen殿。

こんな時Ben殿は、悲しそうな顔をして私をじっと見つめます。




私はこの日、一日食べ物を全く口にせずに寝続け、


「仕事に行きたくない。」

「毎日私は嫌な思いをするために仕事へいく。」

「今から嫌な思いをするため仕事へ行く。」


と言いながら夜勤に出て行きました。




いっぱい寝たはずなのに疲れていて

何も食べていなかったため、職場で猛烈にお腹がすいてきました。



心配して携帯にメッセージをくれたBen殿に



「お腹がすいて、疲れていて、早く帰りたい。それだけ。」


とメッセージした私。



するとBen殿から電話がかかってきました。


「今病院にいるから下まで降りて来て。」




夜中の1時というのに、

Ben殿が鳥の丸焼きを抱えて立っていました。



「私は変態だけど夫はまともなの・・・。ラブラブ!」



と、うっとりして言う私の横で、周りのスタッフは


「あんたの旦那、面白いね(爆)」



と言いながら、彼の持ってきた鳥の丸焼きを食べていました。

前回の日記で新・婦長がとっても威圧的な話をしたんですけれども、


早速今朝呼び出されて厳重注意をいただきました。






ある患者が、モルヒネを0.4ml/h、ポンプで24時間持続的に注入しています。

モルヒネの他に、この患者は抗生剤の点滴もあります。


私は抗生剤専用の点滴ラインを別に取りました。


ナースShiroのアメリカ生活-IV line

この患者は、 それに対して苦情を出したようです。



この苦情が原因で婦長に呼び出されたのでした。


一時的にモルヒネを中断して、そこから抗生剤をつなげばいいのに、Shiroはモルヒネのラインとは別にわざわざ新しいラインを取った。



この患者自体、関わりたくないほど嫌な奴なので、発言をうんこ色にしてみました。うんち



抗生剤用に針を刺された事が単純に気に入らなかったみたい。


どうして抗生剤専用のラインを別に取ったのか?

私は理説明しました。




モルヒネは1時間にたった0.4ml注入の指示。

たった0.4ml/hの指示という事を忘れないで。


モルヒネのラインから抗生剤を開始したら、

チューブ内にあるモルヒネが一気に体内へ押し込まれる。


それに抗生剤が終わったあとモルヒネをつないでも、

モルヒネがチューブ内を伝って体内まで行き着くまでのブランクが生じてしまう。


だから別のラインを取らなきゃならない。



患者にそう説明してライン取ったんですよ。



と言うと、それを信じないばかりか、婦長は他のあら捜しをし始めた。

その事を記録しなかった私が悪いとか。

素直にOKといいつつも



私が悪いような事ばかり言うので、薬局に電話して、0.4ml/hで患者に注入されているモルヒネを中断して、そこから抗生剤を薬を注入してもいいのかきいてみたら、



「それはダメ。別にラインを取って下さい」



というので




「だめと薬局も言っていますが。」



と駄目押しすると

婦長は


「誰がそういった?」


というので


「薬局」


「薬局の誰?」



「薬剤師です。」



というと、勝ち誇ったように



「薬剤師の名前確認しなかったの?名前確認しなきゃダメじゃん!」



話すのが面倒くさくなってさっさと帰りました。





最近、新しい婦長が就任しました。

今度の婦長、もの凄く威圧感がある人です。


残業の取り締まりが厳しく、彼女の圧力に負けて

無料で残業している人の姿が目に付きます。

あ、私もそのうちの一人です。叫びひーーー


今回同僚達が新しい婦長に爆弾大爆発爆弾している原因は

この婦長、自分の親戚を含め、自分と縁のある新しい職員をドンドン採用し、

元々いた職員をどんどん首にしているそうです。

うわさによるこの婦長は、前の職場で同じ事をして首になっているそうな。



同僚の一人が私の腕をがっちりと掴み、


婦長のしている事は


不平等な扱い

Unfair labor practices


だから


みんなでこの婦長を皆でレポートしなくてはいけない。

この国では、黙っていてはだめなの。

声を大にしなければいけないんだよ。

Shiroも協力して。


と言われました。


今まで知らなかったんだけど(恥)

うちの病院では、職場で理不尽な出来事が起こった時、匿名でトップに通告出来るシステムがありました。

もちろん、通告した事で首にされる事はありません。


でも同僚に

婦長を通告しろ

と言われた時、


相手の言っている事は十分わかるんだけど

素直に「うん、」と言えませんでした。


このもやもやした気持ちは~~!?

なんで素直にYesと言えなかったのか?


私は珍子をつかみながらBen殿にこの出来事を話しました。←バカ

私は真剣な話をしながら珍子をにぎるのが得意です。


はじめは私の変態加減にびっくりしていたBen殿も、

最近はすっかり慣れてしまい、彼はにぎられながら真剣に答えました。

「自分の知っている事実しか通告できないよね。」


そうなの!!それ!

同僚の言う事は真実かもしれないけど飽くまでも彼女の見解。

私の見た事実ではない。

そこが引っかかっていたのです。


でも自分では何が引っかかっていたのか彼に言われるまで説明がつかなかった。



私は、自分の感情を説明するのが下手です。


例えば


「嫌だ。」


と思っても、


何が嫌なのか理由を上手に相手に説明できないのです。



他の人に代弁してもらって「そうなの~!!それなの!!」


なんて事がよくあります。

自分の感情をきちんと説明できないなんて恥ずかしいけど、

自分は苦手みたいです。



同僚から「こうレポートしなさいっ!!!」ってもらった紙。
ナースShiroのアメリカ生活-unreadable
やはり達筆すぎて読めねぇ。

医療従事者はどうして字が下手なんだ?