アメリカでナースになりたい人へ。
知っておくべき重要項目の続きです。
アメリカのVisaは、当然ながら彼らの都合の良いようにルールが作られています。
私達にとっては不公平なルールだけど仕方ありません・・・・。
逆に日本では日本人のために法律が作られているので、
日本在住の外国人は「ちくしょー日本人いいなー」と思っていると思います。
「あはは~ざまーみろー!」
と言うのはやめ、素直に日本人である事に感謝しましょう。
私はVisaのエキスパートではなく、移民のニュースはころころ変わるので、
これが100%正しい情報とは全く言い切れないのですが
以下が私の解釈になります。要点をかいつまんで書いています。
詳しい方、私の解釈に間違いがある場合は訂正お願いします。
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通常外国人看護師がアメリカで看護師をしたいという場合は、Skilled workerというカテゴリで、永住権の申請をする事になります。
アメリカの労働許可といえば、H1Bが有名ですが、これは通常ナースには当てはまりません。
申請できるのは、普通の看護師の更に上に立つ立場の人が申請出来るようなVisaです。
毎年永住権の発行には限りがあって、それ以上の申し込みがあると待ち時間が発生します。
例えば毎年100人の枠に500人が申し込みすると、5年かかるといった具合です。
このように、アメリカが外国人看護師に与える永住権も定められた発行限度数があって、
これが上限に達すると、次の発行枠が設けられるまで看護師ベースで永住権の申請がストップしてしまいます。
残念なことに、数年前この発行数が上限に達してしまいました。
今後アメリカが外国人看護師に労働許可を与えようと決めると、何事もなかったかのように申請が再開しますが、現在はまだストップしたままのようです。
「いつ再開するの?」
というと、弁護士でも「それはアメリカが決める事だから、何とも言えない。」
となってしまうのです。これは1年後かもしれないし、3年後かもしれません。すべてアメリカ次第です。
実は私、その事実を自分の永住権の申請直前まで全く知りませんでした。
私は好きな時に申請して、いつでも許可が下りるものだとずっと思い込んでいたけれど
実は私がアメリカで看護師を目指している間も、枠は常にストップしたり再開していて、そのたびに大騒ぎになっていたようなのです。
救いの神は、たまたま仲良くなった中国人の看護師さんでした。
私がのんびりしていたら、彼女が
「今年の11月で枠が閉まるともっぱらのうわさ。申請は済ましたのか?」
と、Emailでたずねて来たのです。
そこで手続き中の移民弁護士に確認すると
私の弁護士は言いました。
「その話知っているわ。」
彼女は知っていたのに、
「Visaがなくなるから申請をいそぎなさい。」
とは一言も言いませんでした。
「書類は出来ているけど、あなたをサポートする病院の支払いがまだだからあなたの申請止まっているの。あなたが代わりに$800立て替えればすぐやるけど・・。」
その日私は立て替えました。噂どおり、私が申請した翌月枠がいっぱいになってしまいました。
だから弁護士や留学のエージェントや斡旋業者に任せきりは絶対だめです。
私の申請が通らなくても代わりのナースなんて腐るほどいるんだから・・。
自分がしっかりしなきゃいけないと痛感した一瞬でした。
自分が今どの状況に置かれているか、自分自身で調べて把握して納得して行動する事をお勧めします。
常に移民最新情報に気をつけておく事が大事です。
例え永住権の申請資格を満たしていても、枠がなかったら労働できません。
最悪なことに今現在アメリカの景気が悪く、アメリカの新卒ナースが職につけない状態と言われているので、外国人枠がいつ開くのかは未定のようです。
この記事を書く前にネットで新情報をサーチしてみました。
情報がUpdateされていないサイトも多く、
枠が閉じている事に全く触れずにいるサイトも多くて混乱しました。
「これは、時々チェックする程度ではダメだな。」というのが正直な感想。
常に移民情報をチェックするのが大事です。
情報交換・コミュニケーションもすごく役に立つので(私はそれに助けられました。)
是非活用してみてください。
↑こちらは私自身がVisaの調べ物をしていた時によくヒットしたサイトです。
看護師の集まる掲示板です。
最もポピュラーな方法の、Skilled workerのカテゴリでナースになる方法は現在ストップしていますが、今後再開する場合もありますし、他にも学生Visaで看護学校を卒業し、1年間限定でアメリカの病院で働く方法もあります。その後帰国する事になってもライセンスは保持できるベネフィットは大きいです。この間に、永住権の枠が再開する可能性もありますし・・。
看護資格に合格しても、数年以内にSocial security Number (SSN)を手に入れないとライセンスが無効になるので、SSNを取れるめどが付かないうちは、テストを受ける事はお勧めしません。
もちろんH1Bベースで申請する事も努力次第で不可能ではありません。
永住権の抽選に応募して当たる可能もあるし、毎年応募を始めるのも手だし、
アメリカ人の恋人がいる場合は、彼と結婚すればびっくりするほど問題が簡単に片付きます!!
どう転ぶかわからないアメリカだけではなく他の国を考慮し、自分の目的が達成しやすい国でナースになる事だって選択のうちだと思います。
いろんな方法を探して、一番自分にあった方法を選ぶ事が大事だと思います。
とても厳しいと思われるかもしれませんが、
私がアメリカに来た頃はちょうど911が起こり、その後移民法が極端に厳しくなった時代で
「私の時代は移民法が厳しくなってこんなに大変。」
と愚痴を言っていたんです。今思えばどの時代も大変なんですよね。
外国で働くのは制約が多いけれども、その制約の中で自分の出来る事をするしか道はないのだと思います。
現在、すべての条件を満たしているのに永住権枠がなくて申請が出来ない優秀な人達は本当に残念な事になっていますが、今回質問してくださった方は、ラッキーな事に留学経験があって英語も出来る上に、これから看護師になるために看護学校に入学する予定だそうです。
彼女が看護学校を卒業する頃、アメリカのVisaに枠が出来る希望があります。
個人的な意見では、外国で働きたいのなら、結必ずしも日本の看護師の資格を取る必要はないと思います。(結局海外で免許を取り直すのは2度手間だから。)
私が日本の看護学校を出たのは、単に日本の病院で働くつもりだったからです。
日本と海外ではやり方が違うので、私は現地の学校を出ておくべきだ。と思います。ただ、日本ですでに経験があって良かった点は、英語がダメな分、観察力や手技など技術面でカバーが出来る事でしょうか。英語が危なくて全く経験のない新人だと、現場で苦労する事が予想されます。
日本で看護師の経験があって、更に現地で看護学校に入る方もいます。これはうらやましい。私のBlogにメッセージを残してくださる方でそういう方がいます。必ずその努力が実る日が来ると思います。
私の意見を要約すると・・・
労働する場所が自分の国ではないため、看護資格を取得すれば現地で働けるわけではない。
ルールは国によって違う。Visaの問題は自分の努力ではどうする事も出来ない事があるので良く調べる事。一番大切なのは自分で地道に情報収集。エージェントや弁護士に任せっきりにしない。
いろんな人の意見を聞く事・調べその膨大な情報の中から自分希望に一番近い選択をする事。
でしょうか?
退屈な話にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

