れーこさん(母)が私を訪ねて来るのは今回が初めて。嬉しい反面、超心配でもありました。
日本脱出経験がほぼゼロに等しいれーこ(母)さん。
1人じゃきっと何も出来ないから何時もそばにいてあげないと。
と思って目が覚めると、彼女はキッチンで料理を作っている最中でした。
「今日の夕飯はコロッケ~~♪」
とか言って。
「お、おかーさん!?じ・・自分で買い物してきたの!?」
「そーだよ!もう大変だったんだからー!」
と言って、以下の話をしてくれました。
小麦粉・パン粉・片栗粉を英語で「Flour・ bread crumbs・Starch」という事は調べたものの、スーパーの所在地も良くわからず出かけたれーこさん。
彼女は、中東系の人に「スーパーマーケット!!」と騒ぎ、その人が指差した方向に向かってスーパーにたどり着くと、黒人男性二人組(客)に声をかけたそうです。その理由が
黒人に声かけてみたかった。
それだけかい!?
れーこさんが黒人に興味があるとは知りませんでした。
黒人好きの玲子さんは言いました。
「でもねぇ。やっぱり男の子だから良くわからなかったみたい。」
そこでお店の人が登場。
パン粉にも味付・味なし・いろんな種類があって
どの種類か?何を作るのか?と聞かれたので
カツ!コロッケ!フライ!!
と騒いだけど、そういう名前の料理はアメリカにはないため案の定全然通じなかったらしい。
そしてれーこさんは会計でトラブりました。
最近スーパーなどで小銭が機械から自動的に出てくるシステムを良く見かけます。
例えば、お釣りが1253円だと、会計の人は1000円を客に渡して、残りの253円は機械から自動で出てくる感じ。でもこのシステムだとお客さんがおつりを取り忘れる事が良くあります。
れーこさんも70円とり忘れた事に気づき、
「セブン!!セブン!!!」
と騒いだらしい。お店の人は機械を指差して、「君はおつりを取り忘れたね?」という表情をしたけど
「セブーーーーン!!」と言ったら、70円仕方なさそうにくれたそうです。
なんとかGetしたれーこさん。
と、れーこさん。
そうなんです。普通のスーパーには日本のようなパン粉や片栗粉はないのです。片栗粉はコーンスターチでパン粉はサラサラしかありません。
でも、おいしそうに出来た。
その後スーパーがすっかり気に入ったれーこさんは、ほぼ毎日スーパーに行っていました。
人に声をかけられたり、さやえんどうを12枚ただにしてもらうなど(12枚じゃ少なすぎてはかり売りできないから?)結構親切にしてもらっていていたようです。
ある日スーパーのメンバーカードが買い物袋の中に入っていました。
毎日来るれーこさんのために、お店の人が黙ってカードを買い物袋に入れてくれたみたいです。
カードをBen殿に見せると彼は爽やかに言いました。
「彼女がかわいらしいお客さんだからだよ。」
え~~~~~!?どうしてそういう発想に?


