サムライモンローのライブ

永い眠りから覚めたかのようなライブだった。

自分たちのスタイル、未来のためのライブではなく、今を生きるライブそんな感じがした。

奇しくも先日、奇跡の復活を果たした格闘選手RENAの姿を思い出した

総合格闘家になろうと、寝技投げ技にも対応しようとあがき続け、津余川クイーンと呼ばれ現在の女子格闘技界を牽引してきたRENAが苦汁をなめ続け、とことん敗北を喫し、自分の得意なスタイルに立ち返ろうと、臨んだ試合、立ち技で相手を瞬殺したあの試合を。

結局、状況に対応するんじゃなくて見x図からのスタイルでねじ伏せるのが一番カッコいいし強いのだ。

未来を見据え、未来のためにライブでもがき続けてきたバンドサムライモンローがたどり着いたのも、自分たちの音を信じ、小細工無し、今自信のある、届けたい音を届ける

こんな事だったんじゃないだろうか?

くしくもワンマンライブ直前にたどり着いた原点回帰という言葉では片づけられない、

まさにLIVE,今を生きる、彼らの生きざまロックショーだ。

おそらく誓う将来、流通CDなんてものは音楽ビジネスにおいて意味のないものになるだろう。

音源が無料化する時代。だからと言って、音が無価値になるわけではない。

今を生き、ライブで楽しませることが出来るバンドだけが生き残る時代がやってくるのかもしれない。

おそらくサムライモンローは生き残ろことが出来るだろう。ライブバンドとしての本当の

の姿を見つけたのだから。

11.27のワンマンライブを見逃すな。

なにかが始まり、何かが起こるぞ