お久しぶりです。


今日は、「うつ状態になると興味関心がなくなる。」について、当事者からの目線でお話しできればと思います。


私は適応障害と摂食障害を経験する中で、うつ状態にあり、物事に対する興味関心を失いました。


それがどのような状態か具体的な例で出すと…


•(私は桜が大好きなのですが)桜が咲いているのを見ても心が踊らない。


・ソファに横になり、スマホを見てるだけで1日が終わる。スマホで何を見ていたのかは覚えていない。


・勉強意欲がわかない。そもそもその時の状況が辛過ぎて将来を見越した行動ができない。


・「やってみたい事」「行ってみたいところ」が出てこない。


・お菓子のパッケージやポストカードに書かれたちょっとした言葉に微笑ましい気持ちにならない。そもそも気づかない。


・周りの「〜してみたら?」という提案に素直になれない。


などなどです。


これほど本来の自分を見失っているのに、自分自身の興味関心が薄れている事に渦中は気がつきませんでした。


休職して治療する中で、段々と季節の移り変わりに気づき、勉強したいことが増えていきました。

そこで初めて、あの時の自分は興味関心が薄れていたと気がつきました。


回復した現在では、小さな出来事に笑ったり、行きたい場所が思い浮かんだり、勉強してみたい事が増えたり…そんな毎日です。


「そうそう、私って本来こういう人間だったよな〜。」と昔の自分に戻った感覚です。


自分でも把握できないほど、うつは自分を支配してきました。当時を思い出すと今でも重い気持ちになります。ですが、時間をかけて少しずつ自分を取り戻すこともできるようです。


うつ状態の心の辛さを思うと無責任な事は言えませんが…その地獄もずっとは続かない、ゆっくりと穏やかな自分に戻る事ができる、とお伝えしたいです。


…なんだかまとまりのない文章でごめんなさい。

最後まで読んでくださりありがとうございますにっこり