国内女子メジャー初戦
「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」
の最終ラウンドは、単独首位から出た
キム・ハヌル 選手がスコアを3つ伸ばし、トータル9アンダー単独首位でフィニッシュ。
史上8人目となるメジャー2連勝を達成しましたね。
おめでとうございます。
本当に韓国ゴルファーは強い!
ところで、
イ・ボミ 選手 や
キム・ハヌル 選手、
アン・シネ 選手と同じく今季より
日本ツアー参戦の
ユン・チェヨン 選手
といった人気と実力を兼ね揃えた、韓国ゴルファーがこぞってアメリカツアーではなく、日本ツアーに参戦してくるのでしょうか?
それは、韓国と日本との”ゴルフ環境”の差が挙げられます 。
『 試合数と賞金の差 』
日本の昨年の試合数は38試合でした。
韓国では30試合に満たないんですよ。
そして、試合数にも増して日本の方が魅力的なのが、賞金額なんです。
日本の賞金は韓国の賞金の、約2倍!
韓国女子ツアーの総額が、
総賞金は184億ウォン(2015)なので、約18億円に対し、日本女子ツアーの賞金総額は同年で約35億円 この差は一目瞭然ですよね。
『 ゴルフに集中できる環境が韓国より日本の方が整っている 』
韓国から日本に来てプレーした選手が口々に述べるのが、
『日本のゴルフ文化の良さ』についてなんです。
1. コースやクラブハウスなどの設備が整っている
2. 観戦ギャラリーのマナーの良さ
3. ギャラリーの数の多さ
4. 選手たちのプロ意識の高さ
などなどで、
自分のゴルフに集中できる環境が韓国より整っている という点がゴルファーにとっての最大の魅力のようであるようです。
中には、会場に芝生の練習場があることに感動している選手もいるとか…。
それくらい
『 ゴルフ環境 』
というものに差 があるようなんです。
『 日本という距離 』
韓国ゴルフ界でトップクラスになると、”アメリカ”か”日本”での選択肢になるようですが、 日本参戦のメリットは、
韓国と日本の往復が可能な距離 な為、
環境の変化が少なくて済むいうのも魅力の一つのようです。
皆さんよくご存知の ‟ アン・シネ “が、父親が闘病中の為、アメリカよりも韓国に近い、 日本を選んでいるというのも頷けますよね。
何はともあれ、今年も昨年に増して、女子プロゴルフ界で、韓流美女ゴルファーが大ブレイクの予感がしますよね。
とはいっても、それには引き立て役があってのこと。
日本人プロゴルファーの引き立て役が
” アン・シネ ”プロであってほしいというのが私の個人的な希望です。
とはいえ、国内ツアーが韓国勢に乗っ取られないように、
日本選手の奮起 に期待したいです