皆さん、こんにちは
今日はCamerata de Lausanneでの活動について書こうと思います
これまでも何度か書きましたが、Camerata de Lausanneとは僕の師匠、ピエール・アモイアル氏が結成し、自身トップ奏者を勤める、13人の弦楽アンサンブルです。
ヴァイオリンはⅠstヴァイオリン、Ⅱndヴァイオリン合わせて6人。
ピエール・アモイアル師やスイスで若くしてコンサートマスターに就任したフェリックス、エリザベート国際コンクール優勝のアンドレイ、日本人では若い世代の代表格、尾池亜美ちゃん。
こんなとんでもないメンバーの中で演奏出来る事は、一ヴァイオリニストとしてこの上ない喜びであり、大変に勉強になっています
夏休みが終ってスイスに戻ってから、もうすでに4つのコンサートと1つのレコーディングが終りました。
まずは、ローザンヌからバスで10分程で着く、Pullyという街でのコンサート
Octogone ホールは大きくはないのですが、響きの美しいホールでした
プログラムは
バッハ: ブランデンブルグ3番
ヴィヴァルディー: 2台のヴァイオリンの為の協奏曲
メンデルスゾーン: オクテット
豪華なプログラムで、超満員の中、「そりゃそうでしょ!」という最高の演奏会でした
そして、二つ目がこれもローザンヌから近いEPFLという街でのコンサート。
この本番は、コンサートというより大きな催し物の一部だったので、普段のCamerata演奏会とは雰囲気が違いました。。
なんか、ロックでも弾くのかというような照明を浴びながら、これもバッハやメンデルスゾーン・・
笑
リハーサルの休憩中
レベルの高い音楽家達と一緒にお仕事する時は、休憩中も楽しい
この本番は、観客が4000人
拍手も音楽大ホール2杯分
アリーナ5万人の観客ってなると、どういうことになるんだろう
とにかく、素直に感動しました。
そして、三つ目と四つ目は同じ場所で同じプログラム。
ローザンヌのオペラ座が改装されて、そのオープニングコンサートにCamerataが出演オファーされました。
プログラムは
シェーンベルク: Verklärte Nacht (浄夜)
ヴィヴァルディー: 2台のヴァイオリンの為の協奏曲
このコンサートに向けて半月前から毎日嵐の様なリハーサル
どんなに大変か想像してみて下さい。
みんながソリスト・・基本的に譲らない連中ですよ
笑
疲れてきた頃に「そうだろ~!」って音になる。
そしてその分、他にはない特別な音になっている・・
シェーンベルクは大好きな曲で・・バレエダンサー達とのリハーサルもとても刺激的でした
それにしてもセカンドヴァイオリンの三人!!
リハーサルと本番合わせて丸々一ヶ月、よく頑張りました
ちなみにこの写真・・後ろのカメラ目線の方々は見も知らぬ他人です
笑
11月4日にローザンヌのオペラ座での最後のコンサートが終わり、6日~8日はジュネーブでそのままこの曲のラジオ録音がありました。
ジュネーブはローザンヌから電車で45分と近いのですが、収録が深夜までかかる為三泊四日の泊まり込み・・缶詰というやつです
最後の演奏が終わり、オッケーが出た瞬間が今でも忘れられません・・
長かった一ヶ月。
なにはともあれ、学生兼業の身分で、こんなにも大きなプロジェクトを素晴らしいメンバーとタッグを組んで無事に仕上げる事が出来・・
本当に良い勉強をさせてもらいました
長くも楽しい一ヶ月でした。
収録が終ってすぐの一枚↓↓
あ!そういえば
今年の4月にLa Chaux de Fondsで収録したモーツァルトのCDがワーナーから来年の一月に発売されます

日本でも、その後すぐに発売されると思います!
皆さん、聴いて下さいね
今後も、Camerata de Lausanneで、コンサートやCD収録をする予定が詰まっています。
なので、今冬は帰国出来ない事になってしまいました。
日本での演奏会が出来ない事は大変残念ですが、せっかくの留学期間ですので、しっかり勉強する期間にしたいと思い、決断しました。
1に体力、2に体力。風邪をひかないようにと、分厚いコートを大家さんの奥さんが勝手に買い込んできてくれました。
と思いながら、、でもすごく暖かいので着ています
笑
そうそう、ヴァイオリンにもコートを着せてやります。
スイスの冬は、ケースの中でヴァイオリンが冷えてしまうので、ケースにコートを着せるんです。
ケースのケース
冗談みたいですが、専用のがいろいろ、ちゃんと売っています。
鬼が笑うけど、来年の夏は、また日本でコンサートに出演する事になると思います。
皆さんに会えるのを楽しみにしています