☆映画の日☆ | Color of Wish

☆映画の日☆

月かわって6月。
そして、6/1は映画の日キラキラ
前売りでチケットを押さえ、準備万端?で観て参りました(*^^*)

しかも本日限りの上映となる単館Showニコニコ
なんてマニアックなんでしょう!?

6/1は偉大なる舞踏家、大野一雄の命日。
それにちなんで、故人を悼むというか、大野さんに再会するという意味合いで、腰を悪くしてもなお、上半身だけで精力的に踊り続ける晩年の姿を追ったドキュメンタリー映画がこの日限りで上映されましたキラキラ


90歳を超え100歳となっても椅子に座り、上半身だけで踊り続ける父をひたすら黒子役に徹して支え続ける実子の慶人さん。

私はその二人の関係性を純粋な美しい親子愛と見ていたが、友人は「自分も踊り手ながら、大物の父を越えられない宿命を背負った息子の切なさ」を感じ、涙していた。

支え続けた父を亡くしてもなお、このような命日のイベントを行い、父を記憶し慕う方々のために尽くす息子の心持ちとはどんなだろう?

本当は自分の踊りを追求したかったのではないか?
父を越えられない、越えてはいけないという壁があったのではないか?

父を亡くしたら、心が空洞になるというより、なおさらその存在に縛られてはいないだろうかと。

う~ん。確かに友人が言うことも分かる。

けど、故人に縛られることがあるとしても、それは多かれ少なかれ誰にでもあることではないだろうか。

自分だって存分に踊りたいだろうに、尊敬する父をあそこまで寄り添って謙虚に支え続けられることは立派だし、相当な人徳を感じます。

とまあ、あーだこーだといろいろと意見が飛び交いつつ、舞踏を踊り続けることの意義をまた考えさせられる機会となりましたニコニコ

最後、95歳で織部賞を受賞したときの椅子に座ったままの踊りは、ものすごいエネルギーを感じました。

老人となっても力強く生きようとするエネルギーが映像から伝わりました。
気を放ち、空を宙を舞う手付きからいろいろな物体が見えてきて、ただただ圧倒されるばかり。
それは、他の人を思いやる「祈りの踊り」。
そういう境地を感じましたキラキラ
大野さんは故人となっても、私たちにいろいろなことを教えてくれます。

上映後で、息子の慶人さんが、大野さんの人形を使ったダンスを披露。

生前の動きをそっくり真似て表現されていて可愛かったです~ニコニコ