慶長五年関ケ原。
家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された!
家康の死が洩れると士気に影響する。
このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。
徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。
しかし、この影武者、只者ではなかった。
かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。
(文庫版 裏書より)
ずっと積読本でしたが、思いがけずグイグイ引き込まれました。
登場人物たちがとても魅力てきです。