シェラ’s 文庫

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本や映画との出会いを日記にしてみました。

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2018年が穏やかな良い年でありますように合格

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「愛してないから、こんなに自由になれるの」「それでも、お前と一緒にいたかったんだよ」。

品川埠頭の倉庫街で暮らし働く亮介が、携帯サイトの「涼子」と初めて出会った25歳の誕生日。

嘘と隠し事で仕掛け合う互いのゲームの目論見は、突然に押し寄せた愛おしさにかき消え、二人は運命の恋に翻弄される。

東京湾岸を恋人たちの聖地に変えた、最高にリアルでせつないラブストーリー。

本文庫版裏書より)

 

さらりと読める作品でした。

どこか恋愛を斜に構えている二人。

そんな彼らの歩み寄り、素直になっていく姿が良かったです。

吉田さんの突込みがもうちょっと欲しい感じもしました。

走るしか能のない新米突っ走る!行き先は、たぶん未来。

本『BOOK』データベースより)

 

安定の有川さんのお仕事小説です。

楽しく一気読みでした。

ドラマ、映画の制作チームの話ですが、現場の雰囲気などワクワクします。

普段観ている映画も、こんな世界の中から生まれるのですね。

さりげなく、他の有川小説も登場するあたり上手いですねー。

 

19世紀末、パリ。浮世絵を引っさげて世界に挑んだ画商の林忠正と助手の重吉。

日本に憧れ、自分だけの表現を追い求めるゴッホと、孤高の画家たる兄を支えたテオ。

四人の魂が共鳴したとき、あの傑作が生まれ落ちた―。

原田マハが、ゴッホとともに闘い抜いた新境地、アート小説の最高峰。ここに誕生!

本『BOOK』データベースより)

 

以前、ゴッホ展に行った時に、弟テオとの書簡を見ました。

こんな関係性だったのですね。

テオが兄ゴッホを敬愛しつつ、支え続けていた姿が切なくも感じました。