彦根城 ライトアップ 2013



先日このブログに掲載した
彦根城の桜の撮影に行った日の数日後、
時間の都合がついたので
夕方から再び彦根城を訪れました。
目的は、もちろんライトアップの撮影です。
駐車場が空いているか心配でしたが
思ったほど混雑はひどくなく、
まったく待たずに駐車場に入ることができました。
この日は幸運にも
ほぼ無風の穏やかな天気で
お堀の水面に映る桜も波立つことなく
美しい映り込みを見せてくれました。
時折通ってゆく屋形船が水面を掻き乱しましたが・・・(苦笑)
しかし・・・正直なところ、
ライトアップに暖色系の照明を使ってしまうと
桜でも紅葉でも
あまり変わらない色合いになっちゃうのが
惜しいといえば惜しいかな・・・。
とはいえ、
お堀の映り込みを活かした
彦根城の桜の撮影、とても楽しめました。
癒しのひこにゃん (3)



全国区の人気を誇る ひこにゃん。
“ゆるキャラ”の先駆け的存在で
パフォーマンスには高度な技術も演出も
用いていないように見えますが、
まったく違います。
ひこにゃんのパフォーマンスは、
多額の予算を掛けられない地方の観光アピールを
いかに魅力あるエンターテインメントにできるか、
実によく考えて作り上げられています。
何がスゴイって、
まず、BGMが一切ない。
国宝のお城をバックに、無音のまま
どれもダイソーで買えそうな小道具をとっかえひっかえして
ゆる~~い動きを見せるだけ。
もしこれが、
いかにも、という楽しげな音楽に乗せて
いかにも、という明るい元気な声の女性フリーアナウンサーの
司会進行とともに行われたら、
どこにでもある「退屈な着ぐるみショー」に
成り下がってしまうはず。
「ゆるい感じ」は決して手抜きではなくて、
どうしたら愛らしい動きに見えるか、
非常に気を遣っていると見受けられます。
頭が大きくて脚が短いことで
動きが不自由になるのを逆手にとって、
それを愛嬌のある姿に昇華させている。
歯切れの良い進行の声や楽しい音楽を排除することで
独特な世界観を作り出し、
和やかな空気で包んでしまう。
この手のショーにBGMを一切使わないのは
下手をすれば「間が持たなくなる」危険があるだろうに
敢えて無音で、と決めた人は
かなり鋭いセンスの持ち主だと思われます。
テキトーにやるだけの
だらけたパフォーマンスではなくて、
練られた「ゆるさ」で心地よさを提供する
質の高いパフォーマンス。
それでいて、
小道具を落っことしても
その他のハプニングで流れが止まっても
「ゆるキャラですから」の一言で許されてしまう
お気楽さ。
短所を裏返すと長所になる。
ひこにゃんは、
予算に限りのある小規模な自治体や観光協会でも
アイディア次第で
弱みを強みに転換して人気を獲得できることを証明する
教科書のような存在です。



