紅葉をキレイに撮るには | Shepherdmoon Photography

紅葉をキレイに撮るには

 紅葉をキレイに上手に撮るには。




 昨年の秋にも


 書いたような気がしますが





 毎年、色んな人から訊かれるので


 今年も僭越ながら


 いくつかのポイントを書かせていただきます。





 まぁ風景写真の本を読めば


 書いてあるようなことばかりですが、


 ご興味のある方はご一読ください。










 〇 晴天の日は、青空と紅葉の色の対比を撮る。


   絶対に空を入れなきゃいけないわけじゃないですが


   せっかく晴天に恵まれたなら、撮らない手はないですね。




 〇 曇天の日は、光が柔らかいので


   モミジが テカりにくく、深い色を撮れます。


   ただし、雲に覆われた白い空は画面に入れないこと。


   紅葉に限らず、風景写真全般に共通する大原則です。




 〇 雨の日こそ、紅葉撮影日和。


   積極的に出かけましょう。


   濡れてしっとりした艶やかなモミジが撮れます。


   曇天と同じく、白い空は入れないように。


   ただし、霧が立ち込めている場合、


   霧で白くなっている部分は、ある程度ならOK。




 〇 モミジをアップ気味に狙う場合


    1、虫食いの穴や欠けなど、傷みのない葉を主役に選ぶ。


    2、赤い葉の奥に赤い葉があったり、


      黄色い葉の奥に黄色い葉があると


      いくら傷みのないキレイな葉を撮っても、目立ちません。


      主役に選んだモミジの向こう側には、


      何か違う色合いのものを配置すると良いです。


      緑色の葉とか、茶色の木の幹とか、暗い日陰とか。




 〇 赤や黄色に染まっていない緑色の葉も、


   派手さを抑えた落ち着いた雰囲気の演出に


   使える場合があります。


   「色づきが悪い」の一言で片付けるのはもったいない。




 〇 順光、逆光、それぞれに良さがあるので


   両方のパターンを撮りましょう。




 〇 紅葉は、桜と同じく


   散り落ちてからも絵になるもの。


   上ばかりでなく、下にも目を向けましょう。







 他にも色々あるとは思いますが


 ボクに思いつくのは、こんなところです。






 青空を入れて撮った例




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 霧で画面の一部が白くなるのはOK、の例





$オープンカー伝道の書-11_1007_1











 アップ気味での撮影で主役と背景の色合いの違いに


 気を遣った例





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 緑色の葉もマイナスにならない例





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 散ったモミジを撮影した例





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 関東以西の平野部では、


 紅葉が始まるまでには


 まだ1ヶ月以上の猶予があると思います。






 写真上達の2大条件は、


 ひとつには勿論、自分でより多く撮ることですが




 もうひとつは


 良い作例をたくさん見ることです。





 本屋さんや図書館で


 紅葉の写真を集めた風景写真の本を読んで


 質の高い写真にできるだけ多く触れておくと


 いつか必ず役に立ちます。









 紅葉の色づき具合も気になりつつ、


 秋のバラもそろそろ見頃になってきたりして




 秋は本当に忙しい季節ですが


 「撮り時」を逃さないようにしたいものです。